家を購入するとなったとき、夫の両親との同居を検討する人も多いのではないでしょうか。ただでさえ、気をつかう義両親との生活。一家の大黒柱となる夫にはしっかりとして欲しいものです。しかし、私の夫はいざ同居が始まると、実家気分で義両親に甘えてしまっていました。今回は、そんな困った私の夫についてお話しします。

これだとまるで私が居候みたい!





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同居をする上で決めたルール

夫の両親との同居が決まったのは、2人目の子どもが生まれるタイミングでした。同居の話を持ち掛けられたとき、私は反対でした。

その気持ちを正直に夫にも話しましたが、「俺は長男だし、ゆくゆくは親の面倒を見ていくつもりだから」 と最もらしい理由をつけて譲りません。何回話し合いをしても、意見は平行状態のまま。

どうしても話がまとまらないので、最終的にはある程度ルールを決めてそれが守れるならと私が折れる形で義両親との同居が決まりました。

同居に反対だった理由はいくつかありましたが、1番の理由はそもそも夫に「1人暮らしの経験がなかったこと」 です。夫は1人で生活した経験がないためか、結婚後も積極的には家事をしていませんでした。

それなりには手伝ってくれてはいたのですが、同居することで両親がいるという環境に甘え、今までしてくれていたことを何もしなくなってしまうんじゃないかというのが心配だったんです。

そんな夫に、「同居とはいえ、家主はあなたになるのだから、独身のときのように両親に頼りきりになってほしくない。2人の子どもの親にもなるんだから、もう少ししっかりとしてほしい」と伝えました。さらに、なんでも両親に頼まずに自分のことはなるべく自分ですること、家事や育児など分担できることはできるだけ協力することを約束し、私たちの同居生活はスタートしました。