家の中がもので散らかったり、ごちゃごちゃしたりしてはいませんか?毎日過ごすからこそ、居心地がよくきれいな家に住みたいですよね。では、きれいな家を実現するためには、どうすればいいのでしょうか。
この記事では、きれいな家の5つの原則や家がきれいな人の特徴、きれいな家を維持する方法などを解説します。住まいを快適なものにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
きれいな家の4つの原則
きれいな家には次の4つの原則があります。最低限この原則を意識することで、整えられた家にしましょう。
1.床やテーブルにものがない
きれいな家の特徴は、床や壁などの平面部をたくさん見せていることです。見た瞬間に平面部分が広く見えるため、すっきりと片付いた印象を与えるだけでなく、ものを移動する手間が省けて、掃除もしやすくなります。
床面にラグを敷くと平面が切り取られた印象になるため、カーペットを床全体に敷き詰める、カーテンを壁と同系色の色にするなど、平面部分を広く見せる工夫をしましょう。
また、きれいな家は食卓やリビングテーブルのうえにも余計なものは置いていません。使ったものは、出しっぱなしにせずに所定の場所に片付けることで、すっきりと見せることができます。
2.インテリアカラーが絞られている
インテリアに使用する色を絞ることも、きれいな家の鉄則です。いろいろな色のインテリアがあるだけでごちゃついた印象を与えてしまいます。
インテリアの色は2~3色に限定するのがおすすめです。部屋に統一感が出て、おしゃれな雰囲気になります。特に面積の大きいカーテンやラグなどの色を絞ると効果的です。
家具も白や黒のモノトーンならシックに、木目色ならナチュラルな印象を演出できます。
3.部屋に癒しや余白がある
癒しアイテムや余白があるのも、きれいな家の原則です。ものが少なくてすっきりとした空間には、癒しとなるグリーンやミニインテリアが置かれているなど、気分を和ませてくれます。
また、部屋のあらゆる場所に余白があることで、癒しアイテムが引き立ち、居心地のよい空間をつくってくれます。
4.目に入る情報量が少ない
きれいな家は、必要なものを厳選して置くことで、目に入る情報を少なくしています。目に入る情報が多いと、片付いているようでもごちゃついた部屋に見えてしまうためです。
ポイントは、色や柄、文字、ロゴマークなど目につくものは極力避け、同系色の無地のものに統一することです。部屋に統一感があれば、ものが多かったとしてもあまり気になりません。目に入る情報量を少なくして、部屋をすっきりさせれば好きなインテリアを飾って楽しむ余裕もできるでしょう。
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家がきれいな人の特徴5選
家がきれいな人には共通点があります。では、家がきれいな人はどのようなことを実践しているのでしょうか。くわしく見ていきましょう。
1.無駄なものを買わない
家がきれいな人は、無駄なものを買う習慣がありません。無駄なものが多いほど、部屋は散らかりやすくなります。
新しいインテリアを買い替えする際も、気に入ったからといってすぐに購入せずに、本当に必要がどうかよく検討してから購入しましょう。
必要なものだけに厳選すれば、今あるものを大事に扱うようになります。部屋のものは最低限必要なものだけに留めることが大切です。
2.ものの収納場所を決めている
家がきれいな人は、ものを定位置管理しています。定位置管理とは、使ったものを出しっぱなしにせずに、ものの置き場を決めて片付けることです。
ものを出しっぱなしにすれば、部屋はすぐに散らかってしまいます。よく使用するアイテムは、収納場所を決めて「使ったら元にもどす」という習慣をつけることが大切です。
使用用途が同じものはまとめて収納しておけば、使いやすく片付けもラクになります。収納アイテムなどを上手に活用して、ものを定位置管理しましょう。
3.毎日こまめに片付けている
日常で気付いたときに掃除や片付けをするのも、きれいな家の人の共通点です。毎日の掃除する場所のルーティンを決めておけば、1回の作業時間や労力はあまりかかりません。
また、掃除用粘着テープやハンディモップなど、手軽な掃除グッズを活用するのもおすすめです。継続することが大切なので、毎日少しでも掃除や片付けの時間をつくりましょう。
4.不要なものはすぐに手放す
不用品をすぐに捨てることも、きれいな家の人が実践していることです。「まだ使えるから」「もったいないから」といって不要なものを溜め込んでしまう人も少なくありません。
1年以上使用していないものは、これからも使用する機会はないと判断して、思い切って手放すことが大切です。
また不用品の中でも、ものの状態がよいものは、メルカリなどのフリマアプリで売れる可能性があります。手放す前にチェックしてみましょう。
5.収納を工夫している
家がきれいな人は収納上手です。収納アイテムを選ぶときに大切なのは「ちょうどよいサイズ感」と「色の統一感」です。
収納アイテムは隙間収納に適したコンパクトサイズや、たっぷり収納できるワイドサイズのものがあります。また、収納の素材では、プラスチック製は軽く、スチール製は湿気に強く防虫効果も期待できるでしょう。自由に組み合わせて、使い勝手のよい収納にしましょう。
見た目もすっきりして、ものの出し入れや管理がしやすくなります。