「ブルーマロウ」というハーブをご存じですか? 時間の経過や酸性のものを加えることで、青・紫・ピンクと、色の変化が楽しめるハーブです。
このブルーマロウを使っていれるハーブティーは、大人も子どもも、「わーすごい!きれい!!」と思わず声をあげたくなる、ちょっと変わった演出ができます。そのため、サプライズティーとも呼ばれていて、おもてなしにも大変喜ばれます。
そんな、見た目で楽しませてくれるブルーマロウですが、ハーブの効能としても優秀です。
今回は、ブルーマロウの効能と共に、その性質を利用したおいしいセパレートティーのレシピをご紹介します! 作り方も簡単ですので、お子さまと一緒に作るのもオススメです。
ブルーマロウの効能は?
ブルーマロウはハーブの一種で、和名を『ウスベニアオイ』といいます。アオイ科の花の部分を乾燥させて使います。
この鮮やかなブルーの正体は、フラボノイドの一種、アントシアニジンという成分によるもの。着色ではなく自然の色で、ここまで美しい青紫が出るって、植物ってすごいなと改めて感じますね。
ブルーマロウは、のどや胃の粘膜を保護する働きに優れたハーブ。風邪をひいてのどの腫れや痛みがある時、胃炎や腸炎・気管支炎などのトラブル時に、体内の粘膜を守ってくれますよ。ハーブ専門店やインターネット通販で購入可能です。
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きれいな青を楽しむには、水出し!
ブルーマロウは、通常のハーブティーをいれる要領でお湯を注ぐと、わりと短時間で茶色へと変化してしまいます。長くブルーを楽しみたいなら、水出しがオススメです。
仕上がり180㏄に対し、ブルーマロウをティースプーン山盛り1~2杯ほど用意し、水に浮かべて10分ほど待ちます。だんだんと水がブルーになっていく様子を眺めているのも、また楽しい時間ですよ。
薄いブルーから濃いブルーへ、そして紫色になったら、ハーブを濾しましょう。