高齢者の冷え性は病気の可能性もある
冷え性そのものは多くの人に見られるため大きな問題になることはありませんが、高齢者の場合は冷え性の原因が病気である可能性もあります。
具体的には、血圧の異常や内分泌系を中心とした以下の病気の可能性があります。
低血圧
貧血
膠原病
甲状腺機能低下症
ASO(閉塞性動脈硬化症)
レイノー病
バージャー病
全身性エリテマトーデス(SLE)
このように、冷え性だと思っていたけれど、実は病気だったというケースも見られるため、冷え性の症状が重かったり、長期的に続く場合はかかりつけ医に相談してみることがおすすめです。
(参照:公益社団法人 日本医師会「お年寄りの悩みの一つ-高齢者の足の冷えとほてり-」/第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局「手足の冷え(冷え症)の原因」)
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まとめ
本記事では、高齢者の冷え性の原因や改善方法について詳しく解説しました。
冷え性に悩まされている高齢者の方は多いですが、冷え性を改善する薬はありませんので、生活習慣から改善する必要があります。
とはいえ、運動を取り入れることや食生活の改善など、取り組みやすい内容ですので、すぐにでも始められるでしょう。
ただし、冷え性の原因として病気が関係している可能性もあるため、症状に異変が見られる場合や重い症状の場合は医師に相談してみることがおすすめです。
ぜひ本記事を参考にして高齢者の冷え性についてチェックしてみてください。