あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。
宮崎『鯨ようかんの安田屋』の「鯨ようかん」
作りたてのうまさを味わいたい"和菓子の刺身"。
求肥をこし餡で挟んだ島津藩ゆかりの蒸し菓子。日持ちがしないため"和菓子の刺身"という異名をもつ。この店では江戸・元禄時代以来300余年続く製法を受け継ぎ材料を吟味。自家製粉した宮崎産のコシヒカリとヒノヒカリを、上質な砂糖と塩を合わせて生地と餡を練り上げている。「シャキシャキと歯切れがよく、ほんのり塩味。餡の甘味を引き立てます」(梅田)。冷凍で届き、賞味期限は冷凍保存で150日。12個入り¥1,800。注文は電話、FAX、オンラインショップから。宮崎県宮崎市佐土原町上田島1424‒4 0985‒74‒0067FAX0985‒74‒0349 7:00~18:00 木休
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あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。
梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー
「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。
高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト
スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。
畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー
『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。
illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
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