朝の丼ものと昼のパスタ、はコロナ自粛期間中の定番メニューでした。肉じゃがが好きで今でもよく作っていますが、ごはんにのっけて「肉じゃが丼」にして甘辛いお汁ごとたっぷり味わうのが好きです。パスタは冷蔵庫に残っている食材を適当に組み合わせて作ることが多いです。写真は、タコとパクチーと明太子のパスタ。オリーブオイルで和えるだけで味がまとまります。パスタのレシピは無限大ですね。

移り変わる、お気に入りの手料理について。

料理が好きなんですね? とよく聞かれます。自分で作った気ままな朝ごはんや昼めしを時々インスタにアップしており、それを覗かれることがたまにあるからです。自分の食事情を多くの人に知ってほしいという気持ちはほぼなくて、どちらかというと個人の備忘録的な意味合いが強いインスタです。投稿を始めたのは、コロナでの自粛生活がきっかけでした。いつ通常に戻るかわからないこのモヤモヤした期間に、自分は何を食べて生き残るのか?という記録を残しておきたいと思ったからです。

 投稿数をチェックしてみたら2181件ありました。コロナ明けの旅行の記録なども少しありますが、ほとんどが自作の食べ物なので、その数に我ながら驚きます。過去の投稿を見返してみると、同じ時期に繰り返し食べている料理がありました。簡単で、いやその割にめちゃめちゃうまいじゃん、とハマった料理。でも、そんなお気に入りメニューもいつか出番が少なくなってくるのが投稿の流れをみるとわかります。年を重ねて味の好みの変化もあるのでしょうが、手作りする料理には、その時の空気みたいなものも含まれている気がします。今号に登場する38人のおいしい手料理に、あなたは何を感じるでしょうか。目と舌でぜひ味わってください。

(本誌編集部/KK)

&Premium No. 127 Tasty Homemade Recipes / すぐ作りたくなる、手料理のアイデア。

毎日の献立や料理のレパートリーに悩んでしまうこと、ありますよね。そんなとき、料理好きの友人が「とにかく簡単でおいしいから」と手軽なメニューのヒントをくれたら、すぐにでも試してみたくなりませんか。今号の『&Premium』は、キッチンに立つことを楽しむ38人に教えてもらった、自分や家族のために身近な材料で作る気取らない家庭料理や、料理のプロに教わる、献立や段取り、盛り付けのアイデアなどを集めた一冊です。新しく挑戦したひと皿がおいしくできたときの嬉しさは、きっとBetter Lifeに繋がっているに違いありません。

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