春から初夏にかけて旬を迎える食材の一つが、ぷっくりふくれた豆が可愛いエンドウマメ。家庭菜園でも簡単に栽培でき、莢ごといただくサヤエンドウも美味ですよね。旬の食材は栄養価が豊富で価格も安く、何より美味しいのでぜひ積極的に食べたいもの。ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんが、旬のエンドウマメで作る簡単献立2品のレシピをご紹介します。作るのは、豆ごはんと卵とじ。どちらも愛犬も一緒に食べられるメニューです。
旬のエンドウマメ
エンドウマメは春から初夏にかけて収穫できる野菜です。庭での栽培もそれほど難しくなく、可愛らしい緑色のサヤが実ります。
もちろんスーパーでも、丸々とした緑色のエンドウマメが売られています。その緑色を見ると、豆ご飯を炊かなくては! と心が躍ります。
エンドウマメは、犬が食べても問題がない野菜とされています。生の粒のまま与えないこと、与えすぎないことに注意して、旬のエンドウマメを愛犬と一緒に楽しんではいかがでしょうか。
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エンドウマメの種類
エンドウマメ(エンドウ)は、マメ科エンドウ属の植物で、エンドウの成長度合いや品種によって、異なる名前で呼ばれています。
右からサヤエンドウ、スナップエンドウ、実エンドウ。
・サヤエンドウ
エンドウを若いうちに採り、さやごと食べるもの。その中でも特に小ぶりなものは、「キヌサヤエンドウ」と呼ばれます。
・スナップエンドウ(スナックエンドウ)
グリンピースをさやごと食べられるように品種改良したもの。肉厚で甘みが強いのが特徴です。
・実エンドウ(グリンピース)
エンドウのさやの中の豆をある程度大きくなるまで成長させ、完熟する前のやわらかい状態の時に収穫したものです。