Q3 実際、教育費っていくら必要なの?


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A3 若いご夫婦に、お子さんの進学について伺うと、「本当は、ずっと国公立で進んでほしいけど、大学は私立になっても仕方ないかな」という返事をいただくことが多いです。この場合に必要な資金は、小学校~大学卒業までで1,000万円くらい。でも、実際は、地域性、親の収入、子の数、そして何より子ども自身の考え方によっても教育費は大きく変わります。

できれば高校卒業までは毎月の給与でまかない、大学になったら、前期・後期のまとまった支払いに備えるべく、これまで高校で払っていた授業料分は別に取っておきたいものです。そして、足りない分を貯蓄から取り崩すというのが教育資金のイメージ。何年後に要るか明確なので、逆算して計画的に備えましょう。せめて2年分の学費くらいは貯めておきたいですね。

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Q4 マイホームの頭金は多い方がいいですよね?

A4 もちろんそうですが、借入れを減らしたい一心で貯金の大半をつぎ込むことや、反対に頭金なしで安易にローンに頼るのは危険です。

先々返済しながら家族が不自由なく過ごせるかを、購入時こそしっかり考え、収入が減少する可能性や、思いがけず大きな出費があった場合にも対応できるように、半年分くらいの生活費と車の購入など5年くらいの間に必要になる資金は手元に残すなどして妥当な頭金、借入額を検討しましょう。やり繰りが厳しいようなら一度クールダウンして、住宅価格や購入時期を再検討する決断も必要です。