栽培ポイント②
元気だけど聞かん坊! 鉢植えもおすすめ


狭い花壇に鉢植えで置いたミント。シルバーリーフとのコントラストが涼しげです。

放っておいても勝手に育ちます。種類や環境にもよりますが、グングン庭中にミントが広がり、手がつけられなくなる「ミントテロ」なんて言葉もありますが、正直、どこでも土足で踏み込んでくる無礼者の「竹」や「笹」に比べたら可愛いもんです。

不安な方は花壇や狭めのガーデンでは、鉢でおしとやかに育てると扱いやすいです。または、テラコッタなど通気性のよい鉢に入れたまま、地中に埋めて育てると、根をコントロールしながら地植えの高さに揃えられます。あくまで一時的な借り住処ではありますが。

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栽培ポイント③
物怖じせずにどんどん使う

これは他のハーブにも共通しますが、大切に大切に使わないで見守っていると、ひょろひょろ〜っと伸びて、倒れてしまったり、早く花が咲いてしまい成長が止まってしまいます。小さいうちから新芽を摘み、頻繁に使うとよいでしょう! 草丈が20〜30cmくらいになったら、あまり何も考えずに1/3くらい切り戻して大丈夫!

一番簡単にミントを活用できるのが、ハーブウォーター。水に切ったミントを数本入れるだけで、見た目も味も涼しげに。緑茶を淹れた際にミントを少し浮かべるのも、私のおすすめです。「ミントグリーンティー」は夏の冷茶にもどうぞ! カットしたフルーツに添えるのも簡単。特にパイナップルとの相性は抜群です。