ポイントは端の処理! 花びらでドレス作り
飾っていた花は、ラナンキュラスとカーネーション。
ラナンキュラスは触ると花びらがどんどんはずれ、カーネーションも少しくたびれています。この花を処分する前に、花びらをアートパネルのアレンジに使うことにしました。
ラナンキュラスとカーネーションの花びらは、どちらも反り返っています。
反り返っている部分はハサミでカットして、花びらをなるべく平らな状態にしておきます。
平らな状態にすることで、花びらがアレンジしやすくなります。
最初に、花束を持ったイラストの女の子のパネルをアレンジしていきます。
平らにした花びらは、アートパネルにグルーで固定していきます。
花びらの根元のほうにグルーガンでグルーをつけ、しっかりと糸を切ります。
グルーは花びら全体につけずに、根元のほうだけにつけるようにしました。
グルーが熱いうちに、アートパネルに固定していきます。
女の子のイラストの足元のほうから、花びらをつけていきます。
花びらをドレスのスカートに見立てて、上のほうへとどんどん重ねていきます。
ウエスト部分にはあえて、花びらの根元のカーブをカットしていないものを使うようにしました。
花びらの根元はウエストの細い部分を表現するのにちょうどよく、また、ふんわりとウエストからドレスが広がるようにできました。
ウエスト部分まで花びらを重ねたら完成です。
グルーを花びらの一部分にだけつけることで、ドレスがふんわりとなりました。
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雨の日も楽しい! 花びらで作る傘アレンジ
ブルーに白い花柄のパネルにもアレンジしていきます。
こちらは以前ご紹介した端午の節句のアレンジで残った、タッセルの紐を使うことに。
もうすぐ、梅雨の時季になるので、アートパネルで2種類の傘を作ってみました。
タッセルの紐を短くカットします。
紐状のものをカットするときは、カットしたい箇所にセロハンテープを巻きつけ、その上をカットすることで紐のホツレを防ぐことができます。
カットした紐を使い、グルーをつけてアートパネルに貼っていきます。
紐の1/3の部分を曲げて、U字形に貼りつけました。ひとつはパネルの下のほうに、もうひとつはパネルの上のほうに。
まずは下のほうに紐をつけたアートパネルをアレンジしていきます。
平らにした花びらを扇の形を作るようにして、グルーで固定していきます。そのまま紐のほうまで花びらを固定。
花びらが、開いた傘になりました。
もうひとつのアートパネルは、紐の下部分に花びらを3枚つけました。
そのまま少しずつ下に。下にいくにつれて花びらを少なく細くしていきます。
先端部分はカーネーションの細い花びらを使って、こちらは閉じた傘の完成です。
閉じた傘と開いた傘を飾って。
雨の日も明るい気持ちで楽しく過ごせそうです。
アートパネルと花遊び。束の間の時間がとても楽しかったです。終わりかけの花を最後まで楽しむことができるだけでなく、柔らかい花びらと、ほんのり漂う花の香りにも癒やされました。