文具のとびら編集部
文具のとびら読者の皆さんに、アンケートへの回答を通して文具の楽しみ方を伺う本コーナー。
いよいよ6月。季節の変わり目に、洋服の「衣替え」をした方も多いのでは。
2024年3月の文とび読者プレゼント(いろは出版「「Quarry fragments log」とシールのセット」)では、「文房具の衣替え」について教えていただきました。ご回答いただいたみなさん、ありがとうございました!
回答の一部をご紹介します。
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教えて!みんなの「文房具の衣替え」
「『文具の衣替え』(季節ごとに持ち歩く文具を変更すること)をしていますか?」という質問には、全体の2割を超える方が「している」と回答。
「文房具の衣替えをしている」と答えた方に、その具体例を伺いました。
「例えば、夏は透明軸の万年筆カクノなどを使用したりしています。春夏秋冬ごとにジェットストリーム・スタンダードの軸色を違うものに変更して使用しています」(30代女性)
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「3ヶ月程の間隔で、主にマーカーの色をその時の季節ぽい色に変えています」(20代女性)
「心境の変化、自分自身が変わりたいと思ったタイミングでマーカーやノートを変更」(20代女性)
「手帳にはさんでいるシールを、季節ごとに変えています」(30代女性)
「季節ごとに色味を変えて手帳バッグの入れ替えをしている」(30代女性)
「暖かくなってきたらLAMYアルスターを使い始める(軸がアルミなので冬場に使うのは冷たい)」(50代女性)
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「四季やイベント(クリスマス)などに合わせて、持ち歩くシールやマステ、付箋を変えている」(30代女性)
「ペンケース、手帳(ブック)カバー、ポーチなどで素材や柄に季節感があるものは使い分けることがある」(60代男性)
「学期ごとにペンケースの中身を入れ替えている(テーマとする色に揃えたり、その時期に必要になる文具を入れている)」(20代女性)
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文具好きさんの「文房具の衣替え」、ペンケースの中身を拝見!
身近な文具から季節を感じられる、文房具の“衣替え”に興味津々の文とび編集部では、実際に“衣替え”をなさっている読者さんお二人にペンケースの中身のお写真を見せていただきました。
「主に筆記具において、夏は手が暑いため冷たい筆記具を手にすると心地よいので金属製のものに変える。逆に、冬は金属製のもので手をできるだけ冷やしたくないので、プラスチック製のものを使う(冬はハンドクリームも多用するので、持ち手がゴム製でないものがより良い)。また、手がかじかみ握る力が入らないため、滑らかな書き心地のもの(ジェットストリームのような低粘度のものや、芯の太いもの)を使用する」
こちらが春夏用。「筆記具を持った時に、冷たい感覚が気持ちよいので、金属素材を多用しています」とのこと。
一方、秋冬用は「寒くなると手がかじかみ、握る力が弱まるため、軸は太めのものを使用している」そう。春夏用とは逆に、筆記具を持った時にひんやりしないように、木やプラスチック素材を選んでいると教えてくださいました。
「読書が趣味なのですが、文章の気になったところをマークするのに使うふせんやフリクション(マーカーとボールペン)を小さいハードメッシュ素材のペンケースに入れてます。中身が透けて見えるため、夏場はブルー系、冬場は暖色など変化させることで本の書き込みにも季節感があらわれるようになりました」
「文庫本に書き込む時用のフリクションのマーカーとボールペン」、「仕事関連の勉強用の本に書き込む用のラインマーカーとボールペン」など、本によってペンも使い分けているそう。「ふせんをよく使うため、1つの色を使い切ったら別の色を補充し、その際に他のペンの色も入れ替えている」とのこと。
ちなみに今回見せていただいた筆箱は、外出時に読みかけの本と一緒に持ち運ぶ「読書用のサブの筆箱」。筆箱と文庫本を“読みかけの本ポシェット”にいれているそうです(なんとこちらのポシェットは手作りだそう。とてもすてきです!)。