今回紹介するのは、京都屈指の観光地・嵐山のメインストリートで風情ある古民家をカフェにしている「よーじやカフェ」。観光土産の定番となっているあぶらとり紙が有名なよーじやは、2003年からカフェ事業を展開しています。そんな「よーじやカフェ」からこの夏、チョコミン党に挑戦状が届いた…?という話を聞き、早速取材に行きました。

創業120年の老舗企業「よーじや」が運営するカフェ

「よーじや」は、創業1904年で、120年もの歴史を刻む京都の老舗です。元々は舞台化粧の紅(べに)や白粉などの化粧品を販売していて、今も全身の肌ケアアイテムや化粧雑貨を中心に開発・販売しています。

この顔に見覚えがある方も多いはず。特にあぶらとり紙は全国的に有名で、京都のお土産品としても定番化しています。そんな「よーじや」グループが運営する「よーじやカフェ」が2003年に誕生。2022年には十割蕎麦専門店もオープンするなど、飲食事業にも力を入れているそうです。

今回訪れた「よーじやカフェ 嵯峨野嵐山店」は、嵐山の観光メインストリートの端に位置しています。嵐山には食べ歩きのグルメは多いですが、ゆったりと座れるカフェは意外にも少ないのだとか。歩き疲れた観光客を癒す場所にもなっています。

古民家を改装した日本らしい雰囲気で、奥に見えるのは中庭。中庭つきの飲食店は、京都だからこそ見られる風景です。

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「顔パフェ」改め「よじこの顔パフェ」。夏は50倍のチョコミントパフェで悶絶すること間違いなし


夏季限定のスースー!チョコミントパフェ

「よーじやカフェ」へ行くなら、インスタ映えもバッチリ!会社のロゴマークにもなっている京美人が描かれたパフェは絶対に外せません。数年前に初登場し、たちまち話題に。「顔パフェ」と呼ばれ、親しまれているそうです。

この京美人の名前は「よじこ」。実は公式に名前は出していませんでしたが、社内では長年「よじこ」と呼ばれていて、創業120年の節目に公式情報として発表することにしたのだとか。


画像左が「50倍スースー!チョコミントパフェ」
右が「スースー!チョコミントパフェ」

そんな「顔パフェ」改め「よじこの顔パフェ」の通年メニューはきなこ・抹茶・ミルクティーの3種類。加えて、季節によってシーズナルパフェが登場します。春には桜、秋なら栗、冬は苺の特別なメニューを展開。そして、夏に提供するのは「チョコミント」です。

このチョコミントパフェ、なんと通常の50倍の天然ハッカ油を使った「50倍スースー!チョコミントパフェ」という名前で売り出され、チョコミン党の間で話題沸騰中なのです。

画像左が「50倍スースー!チョコミントパフェ」。右の通常チョコミントパフェと比べると、ミントの濃さは明らかです。さて、50倍スースーするとは一体…?ミントが好きでも嫌いでもない一般人(?)の筆者が実際に試食しました。


まずは通常のチョコミントパフェから

優しい甘さの生クリームにザクザクのチョコクッキー、そしてミントゼリーとチョコミントアイスが細かい層になっていて、どこを食べてもこの4種類のパーツが一緒に味わえます。ミントの香りはとても爽やか!チョコクッキーとチョコチップの食感が最高です。とても美味しく食べられました。


続いて、50倍スースー!チョコミントパフェ

構成は通常のチョコミントとほぼ同じですが、ミントソースもプラスされていてミント感たっぷり。しかもミントゼリーの濃さが50倍なのでかなり刺激的です…!通常版のミントの香りが「スッ」だとしたら50倍は「スー!スー!スー!」。ハッカをそのまま口に入れているような強烈な清涼感が襲ってきて、きっと灼熱の京都の夏にはぴったりです。が、「我こそはチョコミン党」という方のみ、挑戦してもらいたいパフェだと思いました。

「チョコミントはそもそも、好きな方しか注文しません。ならば、チョコミン党さんをもあっと言わせる印象的なパフェを作りたい!と思い、開発しました。この夏、たくさんの挑戦をお待ちしています」と、よーじやグループ広報の中江さん。提供は夏限定とのことなので、夏休み中に攻略せよ!

「よーじやカフェ」には専属のパティシエが所属していて、スイーツには特に力を入れているそう。「50倍スースー!チョコミントパフェ」のように話題性のある商品もですが、抹茶チーズケーキやロールケーキなど、定番スイーツも日々研究を重ね、アップデートしているそう。お腹に余裕があれば、パフェ以外のメニューもチェックしてみてくださいね。