ブラフ18番館<横浜市認定歴史的建造物>


山手イタリア山庭園内に位置する「ブラフ18番館」。1・2階とも中廊下型の平面構成で、白い壁にフランス瓦の屋根、煙突は4つの暖炉を1つにまとめた合理的な造りの建物は木造2階建て。上げ下げ窓と鎧戸、南側にはバルコニーとサンルームなど、洋風住宅の意匠を備えています。

テーマ Der Wald・森林

森林は植物と動物のコミュニティーからなる共生の世界です。共生とは、姿も形も違った生物どうしが近くに寄り添い、お互いによい関係を築くことです。森林の中に身を置けば、自然と私たち自身は再びつながり合い、心を整えてくれるでしょう。私たちはこの共生の世界を、花と瀬戸焼に置き換えて表現したいと思います。

【瀬戸焼(愛知県)】瀬戸焼は、日本六古窯の一つに数えられる千年以上の歴史と伝統を誇る焼物産地です。伝統的技法の織部・黄瀬戸・御深井釉で、現代のトレンドに沿った色合いと使いやすさを追求した食卓に合う器を紹介します。

ガブリエレ・ワグナー久保


ドイツ国立花卉装飾専門学校ヴァイエンシュテファン卒業。日本と台湾で自身のセミナーを行い、花阿彌ブルーメンシューレのマイスターインストラクターを務める。

橋口 学


ドイツ国立花卉装飾専門学校ヴァイエンシュテファン卒業。神奈川県秦野市、ハシグチアレンジメンツにて自家農園でのレッスンの他、日本各地、台湾・高雄にてセミナーを開講。

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ベーリック・ホール<横浜市認定歴史的建造物>


元町公園内に位置する「ベーリック・ホール」。スパニッシュスタイルを基調とした外観は、3連アーチのある玄関や、クワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾が施された、現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物。

テーマ Rediscovery of Lilies

ユリは数千年の昔から私達の生活を彩ってきました。聖書にも登場し、聖母マリアの花ともされています。また、ビクトリア朝時代にはその装飾的な美しさと象徴的な意味に価値がありました。そして、今も異なる色や形をもつ新品種が次々と開発されています。そんな長く輝かしいユリの歴史と魅力を再発見できる展示をご覧いただきます。

【波佐見焼(長崎県)】波佐見焼は400年以上の歴史があり、江戸時代から日用食器として庶民に親しまれてきました。現代は「カジュアルリッチ」をテーマに多様・多彩な器が生まれています。そんな波佐見焼から個性ある魅力的な器を紹介します。

レン オークメイド


オランダ生まれ。マスターフローリスト。1985年来日以来、日本でのヨーロピアンフラワーアレンジメントの普及に努める。オランダ女王来日歓迎レセプションで会場装花を担当。国内だけでなく韓国、中国、ベトナム等のアジア諸国でもコンペティション審査員、商業施設やイベント会場の展示装飾、ワークショップを行う。