エリスマン邸<横浜市認定歴史的建造物>
元町公園内に位置する「エリスマン邸」。「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドによる設計で、大正14(1925)年から15(1926)年にかけて建てられた白亜の洋館を現在地に再現。暖炉のある応接室や庭を眺めるサンルームを備えています。
テーマ ゆとりのある時間へのご招待
窓際から照らされる日差しが美しいエリスマン邸。土の色彩が美しく表現され、素朴ながらも魅力的な日本伝統の萩焼と、お花の色彩と香り、枝物の爽やかさが調和され、東洋の趣と西洋的な要素が花と枝物、器などと奏でるハーモニーを通してほのかな美しさを漂わせる、落ち着いてリラックスできる空間の演出。心が癒やされる憩いの空間へあなたをご招待します。
【萩焼(山口県)】16世紀末、豊臣秀吉による文禄・慶長の朝鮮出兵の折、朝鮮陶工李勺光を連れ、毛利輝元が松本材中の倉に窯を築かせ御細工人に召し抱えた。後に、弟の季敬を呼び寄せ、坂高麗左衛門の名を与え、食録3人扶持米9石で召し抱えたのを起源としている。
チェソンボク
日本フラワーデザイン大賞2003「フリーワーク部門」1位、2004年世界らん展「フラワーデザイン部門」最優秀賞受賞など受賞多数。花個人展、デモンストレーション、作品出品など活動。Flower shop choi florist代表、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会本部講師及び資格審査委員、(社)韓国コッコジ協会日本支部長。
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山手234番館<横浜市認定歴史的建造物>
元町公園内に位置する「山手234番館」。昭和2(1927)年頃に外国人向けの4戸の共同住宅(アパートメントハウス)として、現在の敷地に建てられ、保全改修工事後の平成11(1999)年から一般公開。上げ下げ窓や鎧戸、煙突などを備えた3LDKの洋風住宅。
テーマ 味わいのある古いものに囲まれて
年月を経て、誰かに使われ、愛されてきた道具や家具には、現代物にはない優しさ、奥行きや香り、魅力があります。1920年代に建てられた洋館にはそんな古いものたちがピッタリ。古伊万里や木製品、塗り物と暮らしの中で使われてきた和の骨董品にオリエンタルな花たちをあしらいます。それはまるで久しぶりに集まった同窓会の様に暖かくてCozy!
【古伊万里(佐賀県)】伊万里焼は17世紀初め佐賀県有田で焼かれた日本初の磁器。伊万里港から日本国内、海外に運ばれたためにこの名前に。江戸時代のものを古伊万里、それ以降のものは伊万里と呼ばれています。輸出された伊万里焼はヨーロッパに強く影響を与え、人々のオリエンタル嗜好を増しました。
ケイティー恩田
骨董商、フラワーデザイナー、料理家、カルチャー&ファッションリーダー。子供の頃から習い始めた生け花(松月堂古流)に生活を楽しむフラワーデザイン(マミフラワーデザイン)を加え、ストーリーのある古いものを愛し、花のある暮らし、自分で作るおしゃれな生き方を自宅クラスやカルチャースクールで紹介。
ルーシー恩田
骨董商、IFA認定アロマセラピスト、ITEC認定リフレクソロジスト。デザインスクール卒業後はアーティストとして活躍するなかで英国へ渡り、英国の資格を取得。家業の英国アンティークの仕事をしながら、アロマセラピスト的な視点で自家栽培の野菜とハーブを使った料理教室やワークショップを開催。ガーデンストーリーで執筆多数