小さなことでも楽しみを見つける喜び

気持ちが落ち込んだまま半年間を過ごすのは、本当につらいと思いました。一番は自然光が入りにくく、部屋が暗く、外の景色が見えないことが私には一番の苦痛でした。ですから、家の中でも自然を感じられるような、花や植物、蝶々や鳥のデザインされたウォールステッカーを購入し、壁にペタリと貼っていきました。

もともと観葉植物も育てていたので、そこに鳥や蝶々のウォールステッカーを貼ると、より自然をリアルに感じられちょっぴりうれしくなりました。それに、部屋の衣替えも気分転換になり、心が少しウキウキもしました。さらに、工事終了後の半年後には、再びガーデニングを楽しめるようにプランターを置く棚をペインティングし直したり、夫に頼んで少し棚の改造もしてもらいました。

そんな半年後の楽しみを想像しながら過ごしてみると、心の落ち込みも徐々に解消されていき、不思議なことに工事開始ごろは2カ月ほどこなかった生理も、今は安定している状態に戻りました。どんなに小さく当たり前すぎることでも、私にとっては心の安定につながっているような気がしました。自分が心地よく、楽しいこと、幸せなことを1つでも多く見つけていきたいです。

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まとめ

外壁工事も終わり、今は再びガーデニングを楽しんでいます。ベランダで色鮮やかな花が無邪気に咲いている姿は、やっぱりいいものです。心の癒やしになります。今回、ちょっとした環境の変化や、お気に入りの物を失った喪失感で心が乱され不安定になりました。40代になって時折り起こる生理不順が、更年期と心の不調でさらにゆらぎました。それと同時に、私の中で覚悟するべきことも見えてきました。

いつか巣立ってゆく子どもたちや、避けては通れない親との死別です。再び今回のような喪失感がやってくると確信しました。この経験をもとにもっと心を強くしたいですし、揺らがない心でいられるような楽しみ、幸せにつながるものを見つけたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/izuみん(41歳)
小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。