可動棚をDIY!初心者でもつくりやすい方法や失敗例・注意点も解説

可動棚のDIYでよくある失敗例と注意点

DIYで可動棚をつくる際によくある失敗例もご紹介します。可動棚は簡単につくれるとはいえ、DIYに慣れていないと起こりやすい失敗も多いため、事前に注意点とともにチェックしておきましょう。

 

棚柱がしっかり固定されていない

棚受けレールの固定が不完全な場合、棚板や置くものの重みで歪んだり崩れたりすることがあります。これは水平と垂直を確認していても、ビスがしっかり打ち込めていない場合によくある失敗です。

ものを置いた棚板が落下すると危険なため、作成の段階でビスがしっかり下地に固定されていることを確認しましょう。

 

棚の位置が高すぎる・低すぎる

可動棚の取りつけ位置が高すぎたり低すぎたりすると、使い勝手や見栄えが悪くなるため注意が必要です。特に、壁面のデッドスペースを活用してつくった場合、使う人の身長に合わなかったり、ほかの家具との調和がとれなかったりするケースがあります。

このような失敗を避けるために、事前に収納しやすい高さかどうか、シミュレーションをして位置を決めましょう。子どもが使う可動棚の場合は、子どもの背丈で届く位置に棚を設置したり、下段を子ども専用にしたりするとよいでしょう。

 

棚板の長さが合わない

棚柱を固定してから、乗せる棚板が長すぎたり短すぎたりすることに気づくケースもあります。

寸法が合わない棚板をカットしなおしたり、下地に固定した棚柱を外して設置しなおしたりするのは非常に大変です。このような失敗を避けるために、全体の寸法を把握してから棚板の長さを決めましょう。

 

耐荷重と置きたいものがつり合わない

可動棚に使う棚柱や棚受けは、耐荷重の上限がそれぞれ定められています。可動棚は耐荷重以上のものを置くと崩れ落ちる危険が高くなるため、必ず収納するものの重さに見合う耐荷重のパーツを組み合わせましょう。

より重いものを置く予定がある場合は、耐荷重が大きいパーツを選んでおくと安心です。

 

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まとめ:便利でおしゃれな可動棚をDIYでつくってみよう!

可動棚はDIYでつくりやすく、下地がある場所であれば手軽に収納を増やすことができます。ただし、DIYに慣れないうちは失敗するケースもあるため、注意が必要です。

つくり方や失敗しやすいケースも参考に、おしゃれで便利な可動棚をつくってみてください。