6月といえば、梅雨。ガーデニングをしたくても屋外での作業は無理な日も多くなります。けれども植物たちは旺盛に生育し、世話をしてもらうのを待っています。タイミングよく剪定すると、真夏の茂りすぎを防ぎ、その後の成長もよくなります。また、この季節はさまざまな果実が熟す頃。収穫したらすぐに調理や保存作業に取りかからないと、せっかくの実りをダメにしてしまいます。さあ、雨の晴れ間をみて庭に出てみましょう!
梅雨は挿し木のチャンス!
湿度の高い6月は挿し木が最も成功しやすい時期です。なかには発根剤を溶かした水に枝を入れておくだけで、発根してくるものもあります。ゼラニウム、アジサイ、ローズマリー、セージ、ラベンダーなどは根がつきやすいので、ぜひチャレンジを。
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バラの花がら摘み(花後の剪定)
5月上旬から次々に美しい花を咲かせてくれたバラ。早咲き種はすでに終わり、遅咲き種もそろそろ花期の終わりを迎える頃です。この時期に大切なのが、花がら摘みです。咲き終わった花の数節下で、剪定を兼ねて切り戻しておきましょう。美観上もありますが、四季咲き種はこうすることで二番花が期待できるようになります。一季咲きのオールドローズやつるバラは、花がら摘みのみで剪定は不要です。