蒸れ防止にハーブの枝すかし

気温の上昇とともにハーブが急速に生育してきます。梅雨入り前までに一度、枝をすかしてスッキリさせておくと、蒸れずに夏以降も丈夫に育ちます。ローズマリーのような樹木は根元から枝をすかすように数本切ります。ミントやタイムなどは根元を10cmほど残してバッサリ切ってOK。特に木立ち性のタイムは、伸びすぎないようにこまめに刈り取らないと、内側から次第に枯れ込んできます。

これらのハーブは萌芽力が旺盛なので、梅雨明け頃には再び新芽が伸びてきます。剪定枝は料理やバスタイムに使えますし、挿し木にもできます。

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ツツジやアジサイの剪定

ツツジやアジサイなどは、花が終わった直後に剪定します。というのも、来年の花芽は早くも夏から秋に形成されるので、その前に剪定しないと翌年の花数に影響が出るからです。夏にボサボサに茂ってしまったからといって、秋になってから樹形を整えようと枝を切ると、花芽まで落としてしまいます。花芽を落とさないタイミングで、剪定しましょう。


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