長い時間子どもといるのは私!と自信を持つことに
その言葉を聞いた私は、あ然として何も言えませんでした。私にとって、とても苦しい時間であるにもかかわらず、息子のサッカーを見に行ったこともない夫は、それをうらやましいと言っている……。これ以上話しても私のつらさは伝わらないんだと思いました。
加えて夫は「息子はお母さんのことが大好きだから、どうしても甘えてしまうんだよ。俺相手だったらそうはいかないから、どうかそのまま甘えられる存在でいてあげて欲しい」とも。
夫の言葉はショックでしたが、このことをきっかけに、なんでもかんでもと夫に意見を求めるのはやめようと決心した私。そして夫の言う「息子はお母さんのことが大好き」の言葉だけを胸に刻み、「息子と長い時間一緒に過ごしているのは私なんだ!」と、もっと自分の考えに自信を持つようにしたのです。その結果、自分なりのベストな対応を取れるようになり、「正しい育児」に苦しむことはなくなりました。
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まとめ
夫のほうが職業柄子どもへの対応力があると感じていたことで、私は自分で考えることを怠ってしまっていたと反省しました。夫のアドバイスはたしかに理想的ですが、実際にそれを自分ができるかどうかはまた別だと気付いた私。
これからは、まずはもっと自分で頭を働かせ、行動し、それでも悩んだら夫に相談してみようと思います。そして、夫からのアドバイスをそのまま実行するのではなく、良いと思うところは受け入れ、できないことは自分なりの方法で対応することで、より良い夫婦・家族の関係を築けるようにしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/結城 すみれ
要領のいい夫とわが道をいく息子、ひょうきんな娘の4人家族。丁寧な暮らしに憧れるズボラ主婦です。数年ぶりに仕事を始め、てんやわんやな日々を送っている。