救急病院、そして予想外の入院



少し眠った後、水分をとろうと思ってやっとの思いで起き上がりイオン飲料を飲んでも吐くだけで全然良くならず、いよいよヤバいと気付き始めた私。帰宅してきた子どもや夫がリビングでぐったりと転がっている私に驚がく……。

いつもは私の体調なんぞ気にしない夫も動けない姿を見て「病院行くぞ」とひと言。いやいや子どものごはんは? お風呂は? など考える私をよそに近所の親を呼び、吐き気を催す私を救急病院へ連れて行ってくれました。

病院に着いたころには頭痛と吐き気で動けない。熱はないのですが、あまりのグッタリぶりに1日入院。以前からの頭痛もひどかったので脳の検査を半日、あとは点滴をしてもらいベッドで眠ることになります。「点滴ってすごい!」と初めて実感する私でした。

体がすごくラクになって温かくなるのです。検査の結果は脳波にも血液検査にも異常なしでした。ただ、血圧が200まで上がってしまい、めまいもするので結局2泊3日の入院を経験しました。診断結果は熱中症。

医師によるとトイレを気にして水分をしっかりとらなかったこと、飲み物をアイスコーヒーにしていたこと、サングラスをしていなかったので、クラクラしてしまったみたいです。飲み物は経口補水液やイオン飲料または麦茶を選ぶべきだったんだそうです……。

「学校のトイレが苦手」とか言ってないでガンガン飲むべきだったし、暑いときでも食べやすいようにゼリー飲料もいっぱい持って行ったほうがよかったなと後悔しています。次回はまずサングラス、経口補水液をたくさん冷やしておく、前の日ちゃんと寝て体調を整えて臨みたいと思います。

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まとめ

実は私が住むのは気温が低いのに紫外線量が多い街で、普通の眼鏡ではつらいなとは思っていたのですが、どうやらサングラス必須だったようです!

私は熱中症になりやすいようなので、自分なりの対策を続けていくしかありません。具合が悪かったら潔く帰る! これらを守って楽しい野外を満喫したいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

著者/まさみ(45歳)
中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。