円安の影響で暮らしに大打撃!外国人観光客を羨んでいたら…
今年のGWは、久しぶりにコロナ規制のない大型連休でしたね。我が家も久しぶりに京都へお出かけをし、大混雑を味わいました。
しかし今年の4月末から5月上旬は、なんと言っても円安です。為替に疎い私でも危機感を持つほどでしたし、我が夫(FP)なんかは、「介入(※)はまだか!?」と毎日ソワソワしていました。
※介入:為替介入(外国為替市場介入)。政府と日本銀行が、円の急激な価格変動を抑えるために、円やドルなどの通貨を外国為替市場で大量に売買すること。
4/29に1ドル160円台に達してからはさすがに介入があったとの見方が広がっていて、5/3には152円台まで下がっていますが、それでもまだまだ高いように思います。年初は1ドル140円でしたものね。
私の場合はやはり、この終わりの見えない物価高の中、また物価が上がるのかと、げんなりします。本当に、いろいろなものが高くなりましたよね。
外食を控えるのはもちろんのこと、自炊ですら、特に小麦粉製品や乳製品の値上がりを痛感。以前はよくおうちランチとして「好きなものトッピングしたピザ」をやっていましたが、生地もチーズも高くてもう随分とやっておりません。
逆に、それまでは「高級品」扱いだった国産品の方が安かったりしますよね。お野菜とか。やりくり頑張らないと、投資資金もままなりません。
また、やっとコロナ禍があけて気軽に海外旅行に行けるようになった~!けど、円安すぎて行けない(涙)との事態に。
連休中の京都でも、外国人観光客のあまりの多さに「いいなあ…向こうからしたら、日本で何しても何買っても安いんだろうなぁ…こちらは観光地プライスを気にしてなかなか買い物できないのに…」と羨むばかりでした。
いやはや、円安でこんなに心がすさむんですね。
(広告の後にも続きます)
円安による株価への影響は?やっぱりビギナーには謎すぎる…!
円とドル
【画像出典元】「stock.adobe.com/hiyo」
そんな円安、株式相場にはどんな影響があるのでしょうか。やはり、輸入企業は単純に、よりコストがかかるようになるため厳しく、輸出企業は高く売れるのでウハウハなのでしょうか。
例えば私が1株だけ所持している、日清製粉G本社<2002>なんかは、小麦粉を輸入するから厳しいのかなと予想します。
気になる任天堂<7984>やトヨタ自動車<7203>なんかは、輸出が好調で業績は上がりまくっているのかなと。
日清製粉G本社は、私が昨年夏に取得した時は1724円だったのが、秋に高値2331円を付け、年末には1855円まで戻しますが、3/22には2272円をマーク、そこからは下がって4/19に安値1936円でした。しかしそこから世の中的には円安への危機感が強まったはずですが、回復基調で5/2の終値は2088円。
おや、あまり円安の影響は受けてない?もしくは、物価高の時に起こった「値上げする=売り上げアップ=業績アップ」による株価の好調があるのかもしれません。
任天堂やトヨタ自動車も、もうガンガン上がっているかと思いきや、そうでもない感じです。任天堂は日経平均の方が、影響が大きいように思います。4月後半は日経平均が下がっていましたからね。トヨタ自動車は、年明けから上がっていますが、この3カ月は大きなアップはなく安定している感じです。
はて?為替と、輸入/輸出企業の株価、そんなに関係ないんですかね?