退職代行は利用される会社側にもメリットがある?

退職代行サービスを受けた会社側の反応を垣間見ることができる話もあります。

退職代行サービス「EXIT」の代表取締役・新野俊幸さんが「退職代行のユーザーから受けた退職理由を会社側に伝えると、感謝されることがある」と投稿し、注目されました。

退職にあたって本当の理由を隠し、会社側にウソの理由として「親の介護のため」「実家を継ぐため」といった事情を伝える人は多いもの。

新野さんによると、退職代行サービスを介すると「上司の○○さんが高圧的で」といった利用者の本音の退職理由を聞き出すことができ、会社側に「本当の退職理由」を伝えた結果、担当者から感謝された、というケースがよくあるそうです。

退職代行の社長さん「退職理由は嘘が多いが、代行なら本当の理由が聞き出せるので人事にも感謝される」期待や伝えていいの?という意見 – Togetter

この投稿に対して

「正直な退職理由を言うと辞めるその日までいじめ抜かれるからなぁ」
「退職届に本当の理由(事業所がブラック体質)を書いたら事業所長に書き直しさせられました」

など、退職にあたって本当の理由を伝えるハードルの高さが伺える体験談が相次ぎました。また、

「会社が嘘の理由を信じて、『社内には問題がない』と思ってるパターンもあるだろうから、教えてあげることに価値はありそう」
「職場の環境を改善したいと考えている企業からみると、かなりありがたい気がする」

と退職代行サービスを利用された会社側へのメリットに理解を示す声も少なくありません。

Xで注目される「退職代行」の話題をたどると、さまざまな関係者の視点を通じて、退職代行サービスが社会に定着しつつあるその背景が見えてきます。

同時に、退職代行サービスの普及に伴って浮かび上がってくるさまざまな社会的課題への議論は今後も尽きることがなさそうです。

以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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【まとめ一覧】

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