今やネット予約必須! 大人が憧れる高級・ご褒美ラーメン店5選

一見シンプルなようで、そのアレンジの幅や種類の豊富さでおいしさが無限に広がる“ラーメン”。年々ミシュランガイドでも注目され、カジュアルに楽しめるお店から高級店と呼ばれるお店までその形態も様々です。今回

【麺や 紀茂登】/茅場町

『特製』 3500円

2023年8月3日オープン。元は神戸にあった日本料理店で今は神楽坂に移転。ネットで予算を見ると6~8万円の高級日本料理店。そんなお店がラーメン専門店をオープンし、話題騒然。ネットでの予約制で30分交替。高級感のあるカウンター10席。開店してすぐに行ってから、日々進化するのですでに7杯食べた。
銘柄鶏の丸鶏を中心に高級食材も活用しながら“他では食べられない一杯”を提供。ある日のスープの材料は、クエ、アワビ、カツオ、地鶏三種(熊野地鶏、天草大王、岡崎おうはん)から。芳醇&豊潤な旨味がど~んとやってくる。麺も頻繁に変わるがかなり“ラーメン”寄りの麺になってさらにおいしくなった。
そしてもうひとつのオススメが「おかわり和え麺」。もっちもちの極太麺を紀茂登流のタレで食べさせる。一般的な和え麺は半分くらい食べて、残しておいたスープに入れて食べるというパターンだが、これはこれだけで完結する「おかわり麺」。余裕があれば烏龍茶も推奨。贅沢したい日は追加で東京Xバラチャーシューもいい。高級日本料理店が作るバラチャーシューも乙な物だ。

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麺や 紀茂登

【エリア】茅場町
【ジャンル】ラーメン
【ランチ平均予算】4,000円
【ディナー平均予算】-

【Japanese Ramen 五感】/池袋

『特上醤油らぁめん』 1800円

2023年4月12日オープン。開店二日目に食べに行き、感動。すぐに行列店になり、ミシュラン掲載やネット予約に移行することを予想したら1年経たずにそれらの予想が全部的中。今は週に一度のネット予約のみ。オススメは特上。醤油か塩かはお好みで。どちらもおいしい。スープは無化調でさらに「無酵母エキス」まで明記している。地鶏出汁は名古屋コーチン、岩手産いわいどり、鳥取大山どり、みつせ鶏と羅臼昆布。貝出汁は天然蛤、天然浅利、しじみ、ホタテ貝柱など。国産天然物にこだわっており、原価も手間もかけており、この値段はそれでも安いと思えるほど。チャーシューは3種類、豚ロース(炭火焼、薫香)、鶏むね肉(炭火焼、低温調理、仕上げに再炭火焼)、鴨ムネ肉(炭火焼)。ワンタン(岩手鴨ミンチ)、味玉(奥久慈)、メンマ(糸島)、麺(大成食品特注品)、醤油(本醸造5種類)、九条ネギ、輪島の塩、国産柚子。器は四季火土のオーダーメイド。もはやおいしい食材がたくさん入った“丼一杯のフルコース”。ハレの日に食べるラーメンとも言える。

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Japanese Ramen 五感

【エリア】池袋東口/東池袋
【ジャンル】ラーメン
【ランチ平均予算】-
【ディナー平均予算】-
【アクセス】池袋駅

【Ramen Break Beats】/祐天寺

『特上塩らぁ麺』 2100円

2022年1月8日オープン。こちらも開店して二日目に食べに行き、ミシュラン掲載を予想。こちらは1年後になったが最新版で掲載。すぐに行列になり、今は週に一度のネット予約制。この店では醤油にしても塩にしても“特上”しか頼まない、と決めた。特上にしかのらない具もあり、それらが素晴らしくおいしいので、それを食べ逃すことはかなりもったいない。コース料理を食べているかのような感覚と満足感。ラーメンでこういう気持ちにさせてくれるお店はそんなに多くはない。盛り付けの最新版は揃えた麺が見えるようになっており、見た目もさらに綺麗になった。そしてそれぞれのトッピングも、複数種類のチャーシューも、どれもがこのラーメンには必須と思える出来映え。だから私はここでは「特上」しか頼まないことにしたのだ。スープは無化調で醤油と塩ではまったく別のスープを取っており、醤油は地鶏と昆布、塩ではしじみやホンビノス貝の旨味と鶏出汁をブレンド。タレには羅臼昆布、海人の藻塩などを使用。特上でも醤油と塩のトッピングは変えている。麺は三河屋製麺だが醤油はもっちり麺で、塩では低加水麺を合わせている。まるで別店かのように違ったタイプのラーメンを提供。

Ramen Break Beats

【エリア】目黒
【ジャンル】ラーメン
【ランチ平均予算】-
【ディナー平均予算】-
【アクセス】祐天寺駅