私は子どものころから「立ちくらみで倒れやすい」「疲れが取れにくい」「イライラしやすい」など、貧血だと思われる症状と付き合ってきました。SNSでよく見かける鉄分や栄養成分の高いジュースが貧血対策に良いと知り、気にはなっていました。でも「どうせPR案件だからだろう。うさんくさいな」と手を出せずにいました。しかし、あることをきっかけに試してみることに。実際に試してみた私の体に起こった変化とは……?

幼いころからの気になる症状

私は子どものころから貧血だと思われる症状と付き合ってきました。睡眠時間は長いはずなのに朝からとてもだるく、学生時代は全体集会で立ったまま話を聞いていると目の前が真っ暗になり倒れることも少なくありませんでした。

「貧血なのかな?」と、母もなるべく鉄分が多く含まれる食材を食事に取り入れてくれましたが、即効性はありませんでした。特に高校生のころは、鉄欠乏性貧血の特徴といわれる氷にハマって、家にいるときはコップいっぱいに氷を入れてお菓子代わりに食べていました。

当時は「氷は元々水だし、お菓子を食べないからいいダイエットになってラッキー!」と思い、氷を食べ続けて体重は減ったものの、立ちくらむ回数は増えていったのです。

そして、結婚してからは氷を食べる量は減りましたが、1人目の妊婦検診の血液検査では基準値より少し値が低かったようで、鉄剤を処方されました。医師に「貧血は胎児の成長に影響するから改善したいね」といわれ、何が貧血にいいのか調べていたところ、氷食症(ひょうしょくしょう:氷が無性に食べたくなる病気。原因の1つが鉄欠乏性貧血といわれる)という存在を知り、「高校時代の自分はこれだったんだ」と認識したのです。

それから氷を食べるのをやめ、貧血にいい食材を意識して摂取するようになりました。鉄剤の効果からか次の妊婦検診の血液検査では数値が上がり、無事息子を出産できました。

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SNSで見たジュースが気になるものの

しかし、出産後は慣れない育児で疲れやイライラは日常茶飯事でした。子どもが3歳くらいのあるとき、SNSで鉄分に特化した栄養素が多く含まれるジュースの存在を知ります。ホームページを見てみると、今の私に足りない元気やイライラ解消が魅力的ではあったものの、フォロワーの多い人たちがこぞって「こんな効果があった!」など紹介しているので、逆にうさんくさく見えてしまい、試してみる気が失せたのです。しかし、自分と同じ悩みを持つ子育て世代の女性がそのジュースを飲み始めて明らかに変わったというのを目にすると、気になる気持ちは心のどこかにずっとありました。

そして、2人目を妊娠し再び妊婦検診で血液検査をしたところ基準値よりだいぶ低く、「ちょっと頑張って貧血を改善しないといけないよ」と医師に言われ、再び鉄剤を処方されました。食事面でも気を付けつつ、心のどこかで気になっていたあのジュースが頭に浮かんだものの、やっぱりうさんくささがあり試すことはしませんでした。処方された鉄剤と鉄分を意識した食事、鉄分グミなどで貧血の数値はなんとか基準値ギリギリまで上がり、また2人目も無事出産できました。

しかし、子どもが1人増えただけでやることが倍以上になった気がして、本当に毎日疲れが取れず、イライラするばかり。家族にまったくやさしくできず自己嫌悪の日々で、「こんな私がママだなんて子どもに申し訳ない……」と思うようになりました。すると、そのタイミングであのジュースの1カ月分お試しサイズが過去最安値になったのです! 「これは試しなさいっていうことかも」と思い、ようやく注文してみることにしました。