上手に育てるためのポイント


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栽培自体は簡単ですが、大きな花をたくさん咲かせるためには、まず水はけのよい土壌を選ぶ、あるいは作ることが重要です。植えたい場所が適地ではなかった場合は、土壌改良を行いましょう。鉢植えの場合は7号鉢以上が望ましく、用土は赤玉土6に腐葉土4を配合したものなどで育てられますが、パーライトを1割程度加えた赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の配合にすると、さらに通気性と保水性のバランスがよく、タチアオイに適しています。成長に合わせて緩効性肥料と液体肥料を適宜与えることで、大きく育てられます。

増殖は、株分けか種まきで行います。株分けの場合は根を傷つけないように慎重に掘り上げ、株を分けます。1株に2~3芽は残すように分けましょう。種まきの場合は、播く前に湿らせたティッシュなどで種子をくるんで吸水させることで発芽率がよくなります。

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育てるときの注意点


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タチアオイを育てる際は、以下のことに注意すると綺麗な花を咲かせることができます。

まず、タチアオイの特性として空に向かって伸びていくため、風当たりが強い場所などでは花穂が折れたり曲がったりしないように、支柱を立ててやる必要があります。また一度植えると植え替えを行うことが難しいため、しっかりと場所決めをしておきましょう。ポット苗などから移植する際も、根鉢を崩さないように気を付ける必要があります。同じく、プランター栽培や寄せ植えなどの場合も植え替えが難しいため、成長後をイメージし、間隔を取って植え付けましょう。夏場の蒸れなど高い湿度には弱いので、水のやりすぎや水はけの悪い土への移植はやめましょう。