2024年シーズンも打者として活躍しているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。メジャー200勝投手が、大谷選手についてのエピソードを披露した。

「過去に書いたことが現実になっているんだ」

メジャー通算200勝を達成し、2023年に引退したアダム・ウェインライト氏が5月31日、FOXスポーツの番組「The Herd」に出演。ウェインライト氏はこれまでの大谷選手のパフォーマンスに驚いているか聞かれると「あまり驚いてはいない」とした上で、大谷選手が成功している見解について語った。

「僕の見解なんだけど、彼は世界でトップクラスのアスリートだ。彼の昔を見てみると、目標を書き出したノートがある。目標を掲げていて、『今年はこんな年にする』とか毎年書かれているんだ。大谷はこの時のためにすでに準備していたんだ。子供の頃からだ」

ウェインライト氏は大谷選手が高校時代に書いた「人生設計ノート」を見たそうで、「今スポットライトを浴びていて、過去に書いたことが現実になっているんだ」と、その時に書いた目標が今の活躍につながっているのではないかとした。

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「大谷の腕は今まで見た中で一番だ」

また、カージナルス時代のチームメイトで、エンゼルスで大谷選手と共にプレーしたデクスター・ファウラー氏から、大谷選手の凄さについて教えてもらったというエピソードも披露した。

「『君は分かっていない。彼(大谷)はチームで一番速い』って言ってきたから、『トラウトよりも?』と聞くと、『全然速い』と言い、さらに『チームで一番パワーがある』と言うので、『トラウトよりも?』と返すと『トラウトより全然パワーがある』と言った。さらに『大谷の腕は今まで見た中で一番だ』と言ってきた」

ファウラー氏はさらに「フィールドでできる全てのことにおいて大谷は全て最高だ。走者として一番、やろうと思えば外野手としても一番になれる。今までで一番才能がある選手」とウェインライト氏に言ったという。