できるところから生活習慣を改善



医師に言われて生活を振り返ってみると思い当たることがたくさんありました。忙しいため昼食時間を返上して仕事をしていたため、合間に昼食をとるので早食いになり、味わって食べることができていませんでした。当然、かむ回数も少ないです。まさに「空気と一緒にごはんを食べていた」と言われても納得の食事内容でした。

また、夜も21時や日によっては22時になるほど遅くまで仕事をしていて、その間、食事もせずに仕事をするのでストレス負荷は高かったです。空腹が原因なのか、ストレスが原因なのかわかりませんが、胃が重く痛く感じるので胃薬を常備していたりと、胃も弱っていて消化もしにくく、おならやガスだまりが多くなる要素ばかりでした。

医師に言われてすぐに改善できることは少なかったですが、とりあえず、ごはんを食べるときはかむ回数を増やしました。これまで飲み込むように食べていたのを意識してひと口あたり20回程度はかむようにしました。そして、仕事で夕食が食べられないことが多いとわかっていたので、何かおなかに入れられるよう粉末のスープを持参しておき、夕食の時間は給湯室でお湯を注いで飲むようにしました。

咀嚼回数が増えたことによる違いはそこまでは感じませんでしたが、夕食の時間にゆっくりスープを飲むだけでも、温かいものがすーっと胃腸が入っていく感覚が感じられてほっとリラックスでき、ガスがたまりにくくなった気がしました。

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まとめ

当時は10年以上前のことになりますが、がむしゃらに働いていて、ガスがたまって悩んでいたことも今ではいい思い出です。現在は在宅で働いていて、きちんと食事をとる時間もあります。ストレス負荷もそこまではありません。そして、体は正直なもので、規則正しい生活をすることで過去のようにおならが出ることはすっかりなくなりました。

医師が教えてくれたように、おならやガスは食事とストレスが大きな原因だったのだと思います。今でも、忙しいときは食事がおろそかになってしまいそうになるので、担当医に言われた、かむ回数を増やすこと、ストレスをじょうずにやりすごすことの2つをきちんと守っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。

イラスト/マメ美

著者/Kumiko3(43歳)
夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!