都内でも幅広い世代に人気の街、代官山。
流行の発信地として、最旬のカフェやショップが立ち並びます。
そこで今回は、話題のラグジュアリータルトの専門店やオーセンティックなフレンチレストラン、ヴィンテージショップに花屋など、PARISmag編集部が厳選した代官山で“フランス・パリ”を感じられるお店をご紹介!
ぜひ代官山散歩の参考にしてみてくださいね。
まるでアート!ラグジュアリータルトの専門店『シャルルアンリ』
4月28日(日)にオープンしたばかりの『Charles-Henry(シャルル・アンリ)』は、美しいタルトを提供するカフェ。
フランスノルマンディー出身のシェフ・シャルルさんが作る、宝石のように輝くタルトが揃います。
シャルルさんは、パリのロブションをはじめ、ロンドン、ローマ、サンフランシスコ、東京など世界各国のミシュラン星付きレストランで腕を磨いてきたシェフ。
クラシックな技法に、アーティスティックなデザインを融合させたタルトは唯一無二の美しさ!
主に国産の旬の果物をふんだんに使い、素材の味、香り、色彩を存分に味わうことができます。
シグネチャーの「Sablé Agrume」はレモンのタルト。
クリスピーなビスケット生地の上には国産レモンをたっぷり使ったフィリング、その上にメレンゲと文旦のジュレ、グラフィカルなクッキーがのっていて、何層にも重なる風味と食感が楽しい!
果物を使ったタルトのほかに、キャビアなどを使ったアミューズにもなるタルトも用意されています。
ワインと一緒に、アペロはいかがでしょう?
シャルルさんは花を愛しているため、店内にはまさに華やかな花に包まれています。
ゴールドとピンクを基調にしたカラーリングが、気分をスイートにしてくれますね。
お店にはソムリエもいて、アルコール類も提供。いろいろな過ごし方ができる場所です。
■店舗情報
シャルルアンリ
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-35-14
HP:https://charles-henry.jp/
オーセンティックなフレンチレストラン『MAISON Paul Bocuse(メゾン ポール・ボキューズ)』
現代フランス料理の礎を築いた世紀の料理人、ポール・ボキューズ氏によるレストラン『ポール・ボキューズ』は、今なお世界中の美食家を魅了してやまないフランス・リヨンの名店。
代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』は、ボキューズ氏が世界に説いてきた正統なるフランス料理の文化を日本に伝えするために作られました。
都内には国立新美術館内、銀座、丸の内にある『ブラッスリー ポール・ボキューズ』、さらに金沢の『ジャルダン ポール・ボキューズ』があり、そしてこの『メゾン ポール・ボキューズ』は日本における『ポール・ボキューズ』の総本山です。
『ポール・ボキューズ』で提供される料理の基本は、良い素材、良い火加減、良い味付け。
基本に忠実で、奇をてらわない素直な味付け、そして遊び心のあるプレゼンテーションが、安心や温もりを感じさせてくれます。
アールヌーボー調の温かみあふれる雰囲気の店内には、2つのダイニング、サロン、バーラウンジがあり、さまざまなダイニングシーンを華やかに演出します。
リヨンの『ポール・ボキューズ』から受け継がれるスペシャリテをはじめ、華麗なる美食の世界を豊富なワインとともにゆったりとした時間を過ごしてみては?
伝統と格式のある『メゾン ポール・ボキューズ』は、大切な記念日や特別なお祝いの席にもおすすめです。
■店舗情報
メゾン ポール・ボキューズ
住所:東京都渋谷区猿楽町17-16 代官山フォーラム B1F
HP:https://www.hiramatsurestaurant.jp/paulbocuse-maison/
ヨーロッパのヴィンテージを代官山で『CARBOOTS(カーブーツ)』
『CARBOOTS』は、フランスとイギリスを中心としたヨーロッパの19世紀から1990年代のヴィンテージ古着やアクセサリー、バッグ、ブロカント雑貨、子供服を取り揃えるヴィンテージショップ。
フランスのアンティークボタン・レース・生地・アクセサリーパーツなどのクラフト用素材、キッチン小物などの豊富なアイテムを定期的に直輸入しています。
店名の『CARBOOTS(カーブーツ)』とはイギリス英語で車のトランクの意味。
「トランクを開けると、何が出てくるかわからない!」
そんな、宝箱を開けるわくわく感、蚤の市を訪れたような発見と楽しさを追求し、表現しているんだとか。
代官山は目の肥えたお客様が多く、店頭に並ぶ唯一無二な商品や雰囲気を楽しんでいるそう。
そんなお客様に、『CARBOOTS』のアイテムを手に取ることで、テンションが上がり、HAPPYな気分を味わっていただきたいと商品をセレクト。
デザインやクオリティー、そして唯一無二な物など、独自の視線での商品セレクトはこだわりが詰まっています。
まるでパリジェンヌが住むアパルトマンに迷い込んだようなお店で、あなただけのアイテムを見つけてくださいね。
■イベント情報
CARBOOTS
住所:東京都渋谷区代官山町14-5 シルク代官山1F
HP:http://carboots.org/
お花にもサスティナブルに!『CIRTY FLOWERS(サーティーフラワーズ)』
昨年、代官山駅前にオープンした『TENOHA代官山』はサーキューラーエコノミーをコンセンプトにした、循環型社会を気軽に感じることができる施設。
そこにオープンしたのがサスティナブルな花「ロスフラワー」を提供する『CIRTY FLOWERS』です。
「ロスフラワー」とは茎が曲がっていたり、葉っぱが虫に食べられて穴が空いていたりする規格外のもの。さらに過剰な生産量により売れ残ったものやイベントや展示の装飾で短期間のうちに処分されるもの、植栽の剪定時に切り落とされるもののことです。
「ロスフラワー」と呼ばれる花でも、それぞれ個性があって、とってもきれい!
ロスフワラーに新たな居場所を作る、そんな花屋を目指しているんだそう。
「お花には縁がなかったけど、ここが出来て週に1回通勤後に立ち寄るようになった」など、新しい花の楽しみ方を見つけたお客様もいらっしゃるとか。
「花は高くて特別なもの」という概念を無くし、よりデイリーに取り入れていけるのもロスフラワーならでは。
もちろんカジュアルなギフトにもおすすめですよ。
■店舗情報
CIRTY FLOWERS by ALL GOOD FLOWERS
住所:東京都渋谷区代官山町20-12 フォレストゲート代官山 TENOHA棟
Instagram:@allgoodflowers
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流行の発信地として進化し続ける一方で、「本当に好きなもの」「永く愛せるもの」にも出合える代官山。
今度のお休みには、パリジェンヌ気分で代官山を散策してみては?