40代半ばになり、予定を忘れてしまうことが急に増えました。数時間前まで覚えていたのに、予定時刻が近づくと頭からすっかり抜け落ちてしまうのです。胃カメラの予約を忘れてしまったり、オンライン面談の予定を2回続けて忘れたりしました。どちらの予定も気を付けていたので、ショックを受けました。
物忘れ?認知症?予定を忘れる理由とは
何度も繰り返すため、物忘れや認知症の初期症状ではと心配になり、インターネットで調べました。そして、予定をうっかり忘れることは、記憶の問題ではないとわかったのです。むしろ、人は単純な予定は覚えていられないのだと知り安心しました。しかし、営業の仕事をしていた10年前は、アポイントを忘れて困ったことは一度ももなかったため戸惑いました。
当時と今を比べると、大きな違いは2つです。1つ目は、以前はほぼ仕事の予定だけでしたが、今は仕事やプライベート、家族の予定と管理する情報が増えたこと。2つ目は、実際にどこかに行ったり誰かに会ったりするだけでなく、オンラインでの面談やチャットでの打ち合わせなど、予定の種類も増えたことです。管理する予定の種類と量が増えたことがわかりました。
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スケジュール管理アプリを使ったのに
それでも、予定を忘れてしまうのは困ります。そこで、予定の管理にスマートフォンのスケジュール管理アプリを使うことにしました。仕事とプライベートの予定を色分けでき、アラーム機能も使えます。これでもう、予定を忘れることはないだろうと思っていました。しかし、また忘れてしまったのです。もう大丈夫と思っていたので落ち込みました。
予定を忘れた1番の原因は、スマートフォンがマナーモードになっていたことでした。マナーモードでは事前通知のアラームがなりません。そのため、予定の時間に気付けなかったのです。また、細かい予定まで入力したため、通知が頻繁になり確認しないことも増えていました。