シリカゲルの中からドライになったバラを取り出す
シリカゲルに花を埋めてから1週間が経過しました。さて、どんな仕上がりか。蓋を開けて器を少し傾けてみると、中から花びらが見えてきます。
スプーンなどを使って掘り出してみましょう。花の形が崩れないように、箸などで新聞紙の上にいったん取り出します。
取り出した段階で花が崩れてしまうことも。シリカゲルに入れた時、咲き進んでいると花形が崩れやすいので、開花したら早めにつくるときれいに仕上がります。
(広告の後にも続きます)
バラのドライフラワーを飾ってみよう
では、飾り方のコツをご紹介。まずは、新聞紙などの上で花を軽く振ったり、トントンと軽く叩いて、花びらの間に入り込んでいるシリカゲルを落とします。夏から秋は特に室内の湿気を吸って傷むのが早いので、ガラスの瓶やシャーレなどの密閉できる容器に入れるのがおすすめです。
花が崩れてしまっても、花びらを集めて器に入れ、色の変化や花びらの素材感を楽しみましょう。生花とは違う、ちょっとシックな色が美しく、バラの新しい魅力を発見できますよ。
写真右は、ドライにしてすぐの花。左は、ガラスの容器に入れて約半年が経過。花色が少しずつあせていきますが、繊細な花びらの雰囲気を長く楽しむことができます。花びらを一枚一枚にワイヤーを差して連結し、リースなどにアレンジするのも方法。お店では販売されていないオリジナルのドライフラワー は、おしゃれなインテリアとして活躍しますよ。