【壁紙のひどいカビ】再発させないための対策5つ
壁紙のひどいカビを再発させないための具体的な対策には、以下の5つが挙げられます。
・対策1.定期的に換気・掃除を行う
・対策2.除湿剤や除湿機を設置する
・対策3.室内のモノを減らす
・対策4.家具と壁紙を近づけすぎない
・対策5.壁紙や間取りをリフォームする
それぞれ、くわしくチェックしていきましょう。
対策1.定期的に換気・掃除を行う
カビの再発を防ぐ対策の1つ目は、定期的な換気・掃除を行うことです。
室外の新鮮な空気が室内に入らない状況や、壁や床にホコリが溜まった状態では、カビが発生しやすくなります。意識的に換気や掃除の回数を増やしたり、清掃業者に依頼したりするのも効果的です。
定期的な換気・掃除により、カビが発生しにくい室内環境を維持しましょう。
対策2.除湿剤や除湿機を設置する
除湿剤や除湿機の設置も、カビの再発防止に効果的です。
カビは室内の湿度が上昇することで発生します。そのため、除湿剤や除湿機を活用して湿度が高くならないようにしましょう。
なお、窓などに生じた結露は除湿機で対応するのは難しいため、直接雑巾などで拭き取る必要があります。
日々の換気や掃除に加え、除湿剤や除湿機の力も使ってカビの再発を防ぎましょう。
対策3.室内のモノを減らす
室内にモノが多いと、ホコリが溜まりやすく、カビも発生しやすくなります。そのため、不要なモノはできるだけ処分しましょう。
また、モノを減らせば掃除がしやすくなるほか、壁紙の状況確認も容易に行えます。
室内のモノを減らして、掃除しやすくカビが発生しにくい環境を確保しましょう。
対策4.家具と壁紙を近づけすぎない
家具と壁紙を近づけすぎないことも、カビの再発を防ぐのに有効な対策です。
家具と壁紙のすき間が狭まると、ホコリが溜まりやすいだけでなく、湿気もこもりやすくなります。結果として、カビが発生してしまいます。また、家具の裏の壁紙にカビが発生しても、気づくまでに時間がかかるでしょう。
そのため、壁に寄せて家具を設置する場合には、壁紙との間に適度な間隔を設けるのがおすすめです。
「モノを減らすのは苦手」という方でも、家具を少し動かすだけで効果があるため、すぐに行える対策といえるでしょう。
対策5.壁紙や間取りをリフォームする
これまで4つの対策について解説しましたが、それだけでは不十分なケースもあります。
たとえば、壁紙のカビがひどくなり下地にもカビが生じたり、下地が腐ったりしている場合です。また、対策を行ってもカビが再発してしまう場合もあります。
このような場合には、壁紙の素材や間取りのリフォームを検討してみると良いでしょう。
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まとめ:壁紙のひどいカビはきれいに落とせる|再発するようならリフォームも検討してみよう
この記事では、カビの発生原因や生じるリスク、壁紙にひどいカビが発生した場合の正しい清掃方法、カビの再発を防ぐ対策について解説しました。
壁紙にカビが生じた場合には、原因や状況を確認し、適切な用具を使って掃除しなければなりません。また、再発を防ぐために有効な対策も複数あります。
万が一、再発を防ぐ対策でもカビを防げない場合には、壁紙や間取りに問題があるのかもしれません。そのような場合には、状況に応じてリフォームも検討してみると良いでしょう。