私は人の年齢を予測するとき、無意識に顔や首、そして手を見てしまいます。ふと気付く手のシワやシミ、肌荒れ……。若いころは冬の間だけハンドクリームを塗っていれば十分だった手肌ケアも、40代の私には足りません。つくづく手肌ケアの大切さを実感している私の体験談です。

もったいない!きれいな女性の手肌に驚き

容姿端麗、化粧もじょうず。すてきな50代の女性だなと思っていたら、差し出された手を見て「あれ? この人は何歳なのだろう?」と思った経験が私にはあります。その手はカサカサで、関節部分などは白く粉を吹いていました。とうに還暦を過ぎた手にしか見えなかったのです。すてきな女性に変わりはないのですが、手肌がきれいならもっとすてきなのに……と勝手ながら思いました。

もっとも働き者の手という観点からは、申し分はありません。ただ、センスの良い服やツヤのあるルージュとは不釣り合いな印象を受けました。私の好きな小説家は、手を見て恋をしたとエッセイにつづっていました。手は顔と同じく、人から見られる体の一部ということなのでしょう。実際に人の手を見てみると、案外と手は多くを語っていることに気付かされました。

(広告の後にも続きます)

保湿の前はしっかり水分を拭ってから!



手肌のケアは大切だと感じ、メディアや知人のアドバイスなどから自分にできるケアを抜粋して取り組んでいます。手肌のケアで大切なことは、「保湿」だといわれています。保湿をするにはハンドクリームを塗ることになりますが、その前におこなうべきことが手肌についた水気をしっかり拭い取ることだそうです。水気が残っていると、ハンドクリームの保湿効果が十分に発揮できないとのこと。指と指の間や爪の周り、関節など水気をしっかり拭い取ります。拭うときは強くこすると肌荒れの原因になるので、やさしく丁寧に。

水気を拭い取ることができたら、ハンドクリームを塗布します。ハンドクリームは保湿効果のあるものがいいですが、成分うんぬんよりもまずは塗布することが大切ということです。私はエキゾチックな香りがする香りを選んで、気分を上げています。