35歳のときに結婚し、40歳までに4人の子どもに恵まれました。出産後は自分のことは二の次で育児に全力投入してきました。現在、長女は8歳になり、ママ大好きな素直で明るい女の子に成長。そんな娘から、ある日「ママを探すときの目印は口元のシワ」と笑顔で言われたのです。決して悪気のない娘の正直な言葉に「あはは〜そっかぁ」と笑って返しましたが内心うろたえました。
晩婚からの高齢出産
実は私も、高齢出産の母の娘です。今では珍しくないですが、母が38歳、父が41歳という当時にしては遅めの出産でした。
幼いころ、「
ちゃんのお母さん、おばあちゃんみたい」と言われとても嫌だった記憶があります。自分が大人になったら絶対早く結婚して、子どもは20代までに産むのだと強く誓ったのですが、人生は思うように進まないものです。
結婚したのは、晩婚と言われる年齢の夫が38歳で、私が35歳のときでした。高齢出産に入る年齢だったので、子どもは半ば諦めていましたが、気付けば4人の子に恵まれました。
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自由に未練なし!子育てに全集中のはずが
独身生活が長かったため、それなりに自由を満喫していました。そのため、出産後に自分の時間がなくなることにあまり抵抗はなく、生活のすべてを子ども最優先で過ごしていました。この生活に楽しさと生きがいを感じていたのです。
しかしながら、育児は長期戦です。毎日子どもたちの食事の準備からお風呂に寝かしつけ、そして掃除に洗濯、さらには戦いごっこに追いかけごっこ……。
体は正直なもので毎日がヘトヘト、日々体力が削られる親とは反比例に、どんどん体力がついていく子どものお世話は想像以上に大変でした。