正直な娘の言葉に狼狽(ろうばい)
それでも髪を振り乱しながら、自分のことは二の次で育児に没頭していたある日。いつものようにママ大好きオーラを出しながら私に近づいてくる娘。
「ママが大好き。私ね、ママが遠くにいるとき、ママの眼鏡とお口のシワを目印に探すんだよ」と屈託のない笑顔で教えてくれました。
心を落ち着かせながら、「あはは〜そっかぁ」と笑顔で返しました。お口のシワはくっきり入ったほうれい線のことでした。子どもが生まれてからというもの、自分の肌のケアなどそっちのけで荒れ放題。体全体が乾燥して砂漠化し、シワが増えた自覚はたしかにありましたが、これまで見て見ぬふりをしていました。
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まとめ
高齢出産の母として育児に没頭していた最中、娘から「ママの目印は口元のシワ」と笑顔で告げられました。幼いころに感じた母への老いを思い出し、かわいい子どもたちのためにもそろそろ自分のケアにも時間をかけて、できる限り若々しいママでありたいと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/岩下カナコ
イラスト/ののぱ
著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!