私の友人Aさんは、30歳のころに子どもを連れて離婚。その後は、ひとりで仕事と育児をこなす日々を送っていました。そんなAさんの友人であるBさんも、同じく仕事をバリバリこなすシングルマザー。AさんとBさんは、たまに会ってはお互いの近況を話していました。しばらくして、Bさんは再婚。再婚後も、仕事も継続しながら幸せな様子でした。そんな姿を見たAさんも一念発起、再婚を目指してマッチングアプリで出会いを求め始めます。友人の再婚活動の結果は……?
「私、実はね… 」友人Bからの思わぬ報告に驚き!
35歳になったばかりの私の友人Aさんは、5歳になる子どもがいるシングルマザー。30歳のころに子どもを連れて離婚してからは、母と子2人で過ごしていました。「元夫より幸せな暮らしをしてやる!」と以前から勤めていたパートの仕事を退職し、正社員の仕事に転職。離婚したばかりの彼女は生まれたばかりの子どもの面倒を見ながら、仕事や家事に追われる日々を過ごしていました。パートナーがいなくて寂しいなんて考える余裕はありません。
しかし、1年ほどそんな生活を続けていると、Aさんも新しい仕事に慣れてきたそう。さらに、子どもも成長して自分でできることが増え、心の余裕ができ始めました。このころから子どもが寝静まった夜になると彼女はふと、パートナーがいない寂しさを感じるように。
そんなAさんへ友人のBさんから「久しぶり! 元気にしてる?」と連絡がありました。Bさんも友人と同じ、子連れのシングルマザー。Bさんからの連絡をきっかけに話は盛り上がり、子どもたちを親に預かってもらって、久しぶりに2人きりでランチをすることに。楽しいランチタイムの後、コーヒーを飲みながらBさんは「ねぇ、○○(友人)実はね……」と先ほどまでとBさんの様子が変わったので「何かあったの? 」とAさんは心配しながら尋ねました。
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幸せそうなBさんを見て「私も再婚する!」と決意
心配そうな表情を浮かべるAさんに、「実はね、私、再婚するの♪」と、Bさんは満面の笑みを浮かべながら言いました。あまりにも予想外の話だったので、Aさんは驚きの表情で固まってしまいます。
たしかにAさんが離婚する前にBさんと会って話したとき、気になる男性がいるということは聞いていました。しかしその後、Aさんも離婚し、自分のことで精いっぱいになってしまい、Bさんのその後の展開を聞けていませんでした。そのため、このBさんの再婚報告はAさんにとってかなり衝撃的だったのです。
Aさんは、いったんコーヒーを飲み気持ちを落ち着かせてから、Bさんに「付き合ってどれくらい?」「子どもは喜んでる?」など質問攻め。そんな友人からの質問攻めにも、Bさんはうれしそうに答えてくれたそう。Bさんの様子を見て「とても幸せなんだなぁ」とAさんは感じたようです。ランチの最後には、Bさんの彼に会わせてもらう約束をして、その日は解散しました。
それから2週間くらいたったころ、AさんはBさんとBさんの彼に会えることに。実際に会って、2人の会話する雰囲気や様子を見て、彼女はさらにBさんがうらやましくなりました。自宅に帰ったAさんは、改めて幸せそうなBさんたちの姿を思い返して「私も再婚する!」と決意するのです。