マドレーヌとフィナンシェは何が違う?ビスケットとクッキーの違いは?など、よく考えてみるとわからないことがいっぱいです。
そんな素朴な疑問を現役の人気パティシエ、大澤智弥氏に教えてもらう連載です。
第3回は、生チョコとトリュフ、そしてボンボンショコラって、何が違うの?
生チョコはクリームなどを加えて作ったチョコレート菓子
「生チョコは、生クリームや洋酒などを溶かしたチョコレートに混ぜ合わせて、サイコロ状にしたものを総じて生チョコと呼んでいます。作り方はシンプルで、溶かしたチョコレートに、生クリームや洋酒、またピューレなどを入れることもあります。これを四角く形成してココアパウダーをまぶして、冷やしたのが生チョコです」と大澤シェフ。
じゃあ、トリュフとの違いは形や混ぜ合わせるものだけなのでしょうか。
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トリュフは溶かしたチョコをさらに丸くチョコでコーティング!?
「トリュフも溶かしたチョコレートを丸めたもの、って言ってしまうと簡単なんですが、トリュフは、チョコレートと生クリームや洋酒などを混ぜ合わせたガナッシュをさらにチョコレートでコーティングして、それを小さく丸めたものなんです」
ガナッシュを丸めた? はて? そのガナッシュっていったいなんですか?