ペパーミントの保存方法
水に挿して
ペパーミントの生の葉は比較的日持ちがします。茎が長いものなら、コップに水を入れて、その中に挿しておき、必要な分を使用します。水は毎日替えてくださいね。この状態で常温または、冷蔵庫で保管します。
密閉して
茎が短い場合は、密閉容器か保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。私がよくやる方法は、ミントの葉は1枚ずつカットして、水を含ませたキッチンペーパーを敷いたトレイに並べ、蓋をして冷蔵庫で保管、です。
茎が長い場合は、ミントを水で濡らしてよく絞ったキッチンペーパーで包み、寝かせて冷蔵庫で保管します。1週間ほどは持ちますが、水分が多く浸っている状態だと、葉が黒ずんだり、葉から成分が水に溶け出してしまいます。水分は、ほどほどに。
冷凍して
そのまま保存袋に入れて冷凍することができます。冷凍しておくと、一年中使えるので便利です。フリーズドライ状態ですので、手で少し触ると粉々に。スープやお料理の飾りに使ってもいいですね。
また、製氷皿に水と共に入れてアイスキューブにするのもおすすめ。夏、お水を飲むときにキューブを入れればミントの葉が浮かび、清涼感も増します。冷凍なら、芳香成分をそのまま閉じ込められるので、保存方法としても優秀です。アイスティーに入れればアイスミントティーにもなりますね。
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ペパーミントでリラックス
ペパーミントの特徴と使い方が、伝わったでしょうか? ペパーミントには、体にうれしい効能がたくさんあります。特におすすめは、手軽に贅沢気分が味わえる「フレッシュハーブティー」。
すぐに飲みたいところですが、まずはカップを鼻に持っていき、香りを吸い込みながら、深呼吸。鼻から成分を取り込みましょう。芳香成分は一瞬にして脳に届くといわれています。鼻から取り入れたら、次は口から。胃に落ちていく時の爽やかな感覚と、口の中に広がるフレッシュさを感じると、「ほっ」とできるはず。一度飲んだらやみつきになります。暮らしにペパーミントを取り入れて、リラックスできるおうち時間を楽しんでくださいね。
Credit
写真&文 / 堀久恵
– 花音-kanon- 代表 –
ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。
住所
埼玉県熊谷市