介護予防にも効果のある「通いの場」とは?期待できる効果や具体的な事例を紹介

通いの場の具体的な事例

通いの場の具体的な事例は以下の通りです。

長崎県佐世保市「敷石会」
宮城県気仙沼市「気仙沼栄養パトロール」
長野県駒ヶ根市

それぞれの事例について、以下で詳しく解説します。

1.長崎県佐世保市「敷石会」

長崎県佐世保市の「敷石会」では、市営住宅の集会所に毎週集まってふれあい教室を開催しています。

ふれあい教室では、講師を招いて盆踊りや和太鼓などを学んだり、地域内の清掃など、様々な活動が行われています。

(参照:厚生労働省「~通いの場からの便り~敷石会(長崎県佐世保市)」)

2.宮城県気仙沼市「気仙沼栄養パトロール」

宮城県気仙沼市の「気仙沼栄養パトロール」では、医師や管理栄養士、高齢者施設のスタッフなどが一丸となって、高齢者の栄養管理や口腔ケアなどをおこなう活動です。

通いの場は高齢者が主体となるだけではなく、高齢者を対象とした活動もあります。

(参照:厚生労働省「~通いの場からの便り~気仙沼栄養パトロール(宮城県気仙沼市)」)

3.長野県駒ヶ根市

長野県駒ヶ根市では、地域のシニアスタッフが主体となって、介護人材不足や高齢化問題などに取り組んでいます。

このように、行政だけでは対処できない問題を通いの場で解決するために活動しているケースもあります。

(参照:厚生労働省「~通いの場からの便り~長野県駒ヶ根市」)

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まとめ

本記事では、通いの場の概要や期待できる効果、具体的な事例について詳しく紹介しました。

通いの場は、単なる高齢者同士のコミュニケーションの場ではなく、行政では対処できない問題に取り組むケースもあります。

今後も通いの場は増えることが予想されるため、お住まいの自治体で開催されている通いの場をチェックして、参加してみてはいかがでしょうか。