42歳のオムニウッチーさんはある日突然無職に。そのときの出来事をマンガで振り返ります。
雑貨店の店長を務めていたオムニウッチーさんは、突然会社から解雇を告げられ無職に。しかし考えてみると、移転先は「新しいお店ができてもすぐ閉店しちゃう」という場所で、フラグは立ちまくっていたのでした。さらに、頼りにしていたスタッフが夫の転勤によって辞めることになり……。
店長の孤独を理解してくれる人との出会い
会社都合で、突然無職となったオムニウッチーさん。1年前に、規模が小さい商業施設へ移転したときは年末年始の忙しい時期と重なり大変でしたが、頼れるスタッフのおかげで何とか乗り切ることができました。そのスタッフが急に辞めることになり大ピンチ! しかし、中途採用のスタッフの仕事覚えが早く、ホッとするオムニウッチーさん。
そんなとき、社長から売り上げのことで本社に呼び出されて……。
急きょ決まった本社への出張。
片道3時間かけて行ったのに社長との打ち合わせはわずか20分で終了。
なんだかモヤモヤする気持ちを押し殺して、本社の隣にあるA店の店長・西岡さんの元へ。
西岡さんは、年下なのにすごくしっかりしていて、仕事ができる先輩。
忙しい中、やさしく迎え入れてくれました。
私よりも勤務年数の長い西岡さんは社長の性格をよく理解しているようで、以前から社長に対して不満がある様子。売上についても「悪いのはウッチーさんのせいじゃないですよ」とやさしく声を掛けてくれました。
思えば去年の移転準備からずっと、気が張りつめていました。店長という仕事は時に孤独で、この気持ちを理解してくれるのは同じく店長の仕事をしている人しかいないと思います。
西岡さんからのやさしい言葉に思わず泣きそうに。日帰りの出張は大変だったけど、彼女に会えただけでも意味のある出張だったに違いありません。
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呼び出しておいて大した打ち合わせをしない社長には、オムニウッチーさん同様モヤモヤ。でも、同じ店長の立場でオムニウッチーさんの大変さをわかってくれる存在に出会えたのはよかったですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/オムニウッチー(42歳)
アラフォー。北海道在住。キッチン雑貨店の元店長。Instagramでは、店で遭遇するお客さんとのエピソードや自分の体験などを漫画にしている。 Instagram:@omni_uttii821