渋滞税に独身税⁉世界にはこんな税金も!


驚く男性
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おそらく読者の方全てが、なんらかの銀行預金をされていると思います。その銀行預金は年に2回利息がもらえますが、この利息にも20.315%の所得税と住民税が課せられます。利息自体わずかなのでその存在を知らない人も多いのですが、わずかな利息の中からなんと2割近くも税金が差し引かれているのです。

また旅行に行った際に、都道府県や施設によっては宿泊税や入湯税がかかります。1人あたり100~200円程度ではありますが、何かと出費の多い旅先でこういった課税に負担を感じている人もいるはずです。

海外には「渋滞税」という税金を課す国もあります。渋滞の激しい道路を通る際に払う税金です。税金を課すことで渋滞緩和を狙っています。現在円安で多くの外国人が旅行に訪れ、「オーバーツーリズム」状態となっている日本。渋滞税と同様の制度を取り入れようと検討しているところもあります。

「独身税」として独身の人に税を課していた国もあります。多様性の時代、今後、このような税金の導入は考えにくいですが、日本に限らず多くの国で、税金の計算上、配偶者控除や扶養控除があるため、実質、独身の人の税負担が重くなるような課税体系になっています。このあたりも今後見直しポイントとなりそうです。

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税金は知ることが大切

30代男性の税負担について考えてきました。一般的にこれからどんどんお給料が増え、それと同時に消費も多くなり、何かと税金を負担する世代です。どれだけ税金を払っているかを知ることは、税金が適正に使われているのか?と社会や政治に目を向ける機会になると思います。

世代的にも会社や地域などで中心的な存在となる頃です。スマートに税金と向き合っていきたいですね。