音楽グループ「RepezenFoxx(レペゼンフォックス、旧レペゼン地球)」を脱退し、2024年5月にプロ野球独立リーグの九州アジアリーグ所属「北九州下関フェニックス」への入団を発表していたGINTA(DJ銀太)さんが6月10日、戦力外通告を受けた。

「1日監督」としてはチームを勝利に導く

GINTAさんは24年3月末にレペゼンフォックスを脱退。ソロでの楽曲を公開するなどして音楽活動を続けていたが、5月末に突如プロ野球界入りを発表した。北九州下関フェニックスは、実業家の堀江貴文さんが設立した野球チームだ。

背番号は「27」、ポジションは内野手で、9日開催の北九州下関フェニックス対宮崎サンシャインズ戦では1日監督を務めると発表されていた。

GINTAさんには野球経験があり、日本ハムファイターズで活躍し大リーグでもプレーした田中賢介さんや、横浜ベイスターズ・読売ジャイアンツで活躍した村田修一さんら数々の元プロ野球選手を輩出した名門・東福岡高校で甲子園を目指していた。

9日の試合でプロデビューしたGINTAさんは、1日監督を務め、代打で自らバッターボックスに立った。

応援に駆けつけたファンらが見守る中、「ホームラン予告」で球場をわかせ、雄叫びを上げてボールを打ち返した。GINTAさん自身はサードゴロに終わったが、監督としてはしっかりとチームを勝利に導いた。

北九州下関フェニックスは10日、ユニフォーム姿のGINTAさんがマイクを手にした写真と素振りをする写真のコラージュに「Thank You!」とのメッセージを添えた画像を添え、「戦力外通告のお知らせ」を公開した。

「#北九州下関フェニックス では、福岡県出身でDJとしても活動するGINTA選手に対し戦力外通告を行いましたので、お知らせいたします。■自由契約 27 GINTA」

鮮烈なデビュー戦からわずか1日での戦力外通告となった。

球団では、戦力外通告にあたってGINTAさんのコメントも発表している。本人には予感があったようで、「ですよねwww」とのことだ。

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「野球選手の戦力外コメントで過去一やろこれ」

GINTAさんは球団からのお知らせを引用し、「戦力外通告を受けました」と報告。「よかったら聞いてください!!」とリプライをつけ、自らの楽曲「100回ダメでも」をアピールしていた。

戦力外通告は、プロ野球選手にとってその後の人生を左右する大きな出来事だ。非情な宣告を「ですよねwww」と受け入れたGINTAさんには、「銀太らしくてワロタww」「ですよねはおもろいww」「野球選手の戦力外コメントで過去一やろこれ」など面白がる声が目立つ。

「もっとプレー見れると思った期待の選手だったのに!!  大分に来てほしい」「時代の流れを感じる あの全盛期の頃のプレーは忘れません お疲れ様でした」と乗っかるファンも少なくないようだ。