アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」の元メンバーで女優の齊藤なぎささんが2024年6月9日、自身をめぐる誹謗中傷への注意喚起を行った。
「生きていることが苦しく、息をすることまでもが辛くなります」
齊藤さんは9日、「みなさんへ」と題した書面をXに公開した。
SNS上で心無い声をぶつけることについて、「SNSでの言葉や誹謗中傷はそのまま真っ直ぐに本人に届いてしまうものです。ひとつの言葉で、人の心や体を壊してしまうことを忘れないで欲しいです」と切り出した。
その上で、「わたしも一人の人間なので、人格を否定されてしまったり、容姿に対して何か言われてしまったり、自分の周りまで攻撃するものだったり、全てを否定されてしまうと、自分ですら自分がなにかわからなくなり、生きていることが苦しく、息をすることまでもが辛くなります」と率直な胸中を明かした。
「もちろん、わたしに至らないところがあったり 成長しなければいけない部分があると分かっています」と反省をつづり、「それでも人のことを傷つけていい言葉なんてひとつもないと思います」と主張した。
「いろんな言葉を受け止めて、私自身も努力していきたいという気持ちはずっと変わらないです。拙い部分が沢山あると思いますが、自分の言葉で伝えたいと思い伝えさせていただきました。これからもよろしくお願いします」と結んでいる。
具体的な誹謗中傷などの内容については明らかにしていないものの、斎藤さんをめぐっては、グループ時代にメンバーとの確執があるのではないかとの噂が流れたことがある。
また、6月7日には大手マッチングアプリ「Tinder」のPR動画に出演。元アイドルながら「令和ロマンと齊藤なぎさが Tinderはじめちゃいました」とする企画に波紋が広がっていた。
斎藤さんの主張には11日昼時点で、1100件以上の返信と5.9万を超えるいいねが寄せられた。「相手がアイドルでもオタ仲間でも、誰でも見られるようなところで誹謗中傷するの見てらんない 他人を下げるのやめようよ」「被害者からの発信が広まってくれれば良いと思うが、こういう言葉が響かない人たちが誹謗中傷するのだと思っている」など、共感の声が相次いでいる。