創業230年を超える老舗の愛らしい品。

いい調理道具を探そうと思ったら、まず覗くのは創業230年を超える老舗『日本橋木屋』。代名詞の包丁さながらに、おろし金も使い心地が抜群にいい。錫のメッキを施した純銅の板に、職人がタガネと金づちでひと目ひと目、刃を立てて製作。手作業ゆえに生まれる、鋭く、不規則な目のおかげでさっとおろせる。小さな柑橘用にぴったりなサイズ「#8」は手のひらに収まるほどの大きさで、使ううちに愛らしく思えてきた。[W56×H93㎜]¥2,530(日本橋木屋 本店 03−3241−0110) エプロン¥7,480(ラッシュブルックス/マークスインターナショナル 03−6861−4511) その他スタイリスト私物

fashion direction : Mitsuru Kurosawa photo : Kohei Yamamoto hair & make-up : Rumi Hirose model : Hiromi Ando (mille management)

※この記事は、No.127 2024年7月号に掲載されたものです。