元プロ野球選手の古田敦也さんと内川聖一さんが2024年6月4日、YouTubeチャンネル「フルタの方程式」に出演。メジャーのキャンプの印象について語った。

「やることはきっちりやるな」

古田さんは2023年と2024年の春季キャンプでダイヤモンドバックスの臨時コーチを務め、内川さんはシカゴ・カブスの鈴木誠也選手のパーソナルコーチとして2024年の春季キャンプに参加した経験を持つ。このことから、メジャーのキャンプで感じたことについて語った。

内川さんによると、すごく練習するという印象を持ったという。

「日本で伝わってくるのって時間が終わるのが早いとか、短時間でというのをフォーカスされると思うんですけど、ベースランニングしたら全員一生懸命走る。球場がいっぱいある中で、全部を1つの球場でやる日本と3つ4つある中で(練習)やるので、バッティングしてもAではライブBPやって、B、C、Dは普通のバッティング練習を分かれて5人ずつやるとか。5人で1時間となると相当な量なわけですよ。やることはきっちりやるなと思った」(内川さん)

内川さんは守備練習でのノックの方法も異なる点があった、と言及した。メジャーでは、ノッカーが自らボールを上げて打つ一般的なノックもしていたそうだが、ティーバッティングのようにボールを投げる人がいて、ノッカーがそのボールを打ってノックをする方式もあったという。

古田さんも「練習よくやるよね。朝も早いし、みんな6時くらいからやってる」と内川さんのよく練習するという意見に同意した。

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練習前のウォーミングアップ、日本との違いは

また、内川さんは練習前のウォーミングアップで日本との違いを感じたという。

「全員でウォーミングアップする前にみんなケージでバンバン打って汗かいて、トレーニングやってからみんな揃ってウォーミングアップする。日本みたいに手取り足取り『ウォーミングアップをきちんとやりましょう』みたいな雰囲気ではない。どちらかと言うと、『これしかやらないので、あとは自分たちがケガをしないようにトレーニングやって自分らで(体を)作ってきてください』みたいな感覚には見えました」(内川さん)