ダイニングキッチンの天井には木箱のプロジェクターが
リビングから見たダイニングキッチン。
シンクとガスコンロ以外はすべて木製で仕上げた統一感のあるキッチン。
キッチンの天板や吊戸棚など、シンクとガスコンロ以外はすべて木製で仕上げられています。ダイニングテーブルも、もちろん木製。使うごとにきれいに手入れしていれば、経年変化でビンテージな風合いになるのも楽しみなダイニングキッチンですね。
ダイニングの天井を見上げると、直方体の木箱が吊り下がっていることに気が付きます。よく見ると、丸い穴の中にカメラのレンズが。なんと、木箱の中にプロジェクターが仕込んであるのです。
天井から吊り下がる木箱の中はプロジェクター。
じつは、このプロジェクターからリビングの土壁に、映画やビデオを大スクリーンに映し、家族みんなで楽しんでいるのです。リビングの壁には、こんな仕掛けもあったのですね! 土壁の縦横比率は、映画鑑賞に最適になるようテレビ画面に合わせたサイズにしてあるという設計者のこだわりも。家族みんなで楽しむホームシアターに変身するリビングなんて素敵ですね。
リビングの土壁はシアターに変身!(画像提供:施主様)
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薪ストーブで冬も暖かく
(画像提供:施主様)
リビングとダイニングの間には、薪ストーブがあります。薪ストーブは部屋を暖めるのはもちろん、寒い夜にパチパチと薪が爆ぜ、揺らめく炎を見つめていると、精神的にもリラックスし、なんともいえない癒やしの気持ちに。また、一部がすのこ状になった天井から薪ストーブの温もりが2階に伝わって、家全体が暖かくなります。
土壁をベースに、木製のフローリング、建具、柱、梁と、自然素材で構成されたインテリアは、安らぎと潤いを感じさせる住み心地のよい空間でした。
ずっと見つめていても飽きのこない炎。(画像提供:施主様)