お庭で育てた野菜を美味しく、飽きずにいただくために、簡単で手早くできるレシピを世界各国から集めてご紹介するシリーズ。今回は、香り高い”バジル”です。バジルは少しプラスするだけで、見た目も味も一段上にもっていってくれます。庭や室内でも育てやすいバジル、ぜひお試しください。
ペスト・パスタ from イタリア
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ペストはイタリア、ジェノヴァで発祥したバジルを原料とする調味料で、起源は古く9世紀まで遡るといわれています。しばしば‘ペースト’や‘パスタ’と混同されますが、じつは「ペスト」という固有の調味料名。さまざまな料理に使われますが、パスタに絡めたシンプルな食べ方がバジルの風味を味わうには最適です。
ペスト・パスタの作り方
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【材料】
ペスト(バジルの葉、ニンニク2〜3片、松の実1/4カップ、パルメザンチーズ3/4カップ、塩小さじ1/4、オリーブオイル150cc)すべての分量は味を見ながらお好みで加減してくださいショートパスタ250〜300g塩大さじ1(パスタ茹で用)
【作り方】
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れ、パスタを茹でます。パスタを茹でている間にペストのすべての材料をブレンダーで混ぜます。仕上げに①と②を合わせて完成。
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ガパオライス from タイ
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ガパオライスはタイの食卓の定番メニュー。ひき肉と夏野菜、バジルを炒め、目玉焼きをのせていただく、いわばタイ風炒飯。バジルがたくさん採れる夏に食べたいちょっとスパイシーな料理です。本場タイでは香りの強い‘ホーリーバジル’という品種を用いますが、日本で一般的に栽培されているスイートバジルでも美味しく作れます。
ガパオライスの作り方(4人分)
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【材料】
鶏ひき肉400gバジルの葉20枚くらいパプリカ1〜2個ピーマン1〜2個玉ねぎ1個ニンニク1片赤唐辛子3本調味料(ナンプラー大さじ3、オイスターソース小さじ2、砂糖大さじ1、醤油小さじ2、鶏ガラスープの素小さじ1)ご飯適量卵4個サラダオイル適量
【作り方】
玉ねぎ、ピーマン、パプリカを1cm角位に切ります。赤唐辛子は小口切りに。ニンニクはみじん切りに。調味料はすべて混ぜ合わせておきます。フライパンにサラダオイルを敷き、赤唐辛子とニンニクを炒め、香りが出てきたら、ひき肉を加えて炒めます。ひき肉におおよそ熱が入ったら野菜を加えてさらに炒め、調味料を入れてよく混ぜます。最後にバジルをちぎって入れたら火を止めます。目玉焼きを作ります。お皿にご飯、ひき肉、目玉焼きの順番で盛り付け完成。