先生から言われたショックな現実



そんな先生に、歯の面積が広くなったみたいだし、隙間が出てきたみたいだと伝えると、なんだか残念そうな顔をして、「これは仕方がないことなんだけど、年齢やお手入れの仕方によって歯茎が下がって、今のような状態になってしまっている」と伝えられました。

しっかりお手入れはしてきたつもりだったのでショックを受けた私は、老眼でよく見えない中で、何となく歯磨きしていたことが原因だったのか? とか、この状態を治すにはどうしたらいいのか? と先生に尋ねたのですが、返ってきたのは「残念ながら一度下がってしまった歯茎は元には戻らない」という答えでした。

ただまだそんなに悲観するほどの状態ではなく、お手入れ不足というよりはお手入れしすぎなくらいの感じだそうで、歯を磨くときに力を入れすぎたりしているのでは? など聞かれました。

電動歯ブラシなどで、あまり強くこすらずやさしく丁寧に磨くよう歯磨き指導を受けて帰宅して、教わった歯磨き方法で少しでも戻ればいいな~と思ってお手入れをおこなっています。やはり歯茎の改善は見られませんが、お手入れの仕方は改善できたのではないかと思います。

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まとめ

ついつい念入りにデンタルフロスやら歯間ブラシを使い、強い力で歯磨きしてお手入れしていたのが、裏目に出る結果となり、憂うつな気持ちから抜け出すのに少し時間がかかりました。とはいえ先生からは、年齢を考えたらまだまだきれいな状態だし、そこまで神経質にならなくていいと言われ、少し安心しました。

人生100年時代です。できれば一生自分の歯で食事ができるよう、これからは力任せにゴシゴシするのではなく、丁寧なブラッシングで自分の歯を大切にしたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

イラスト/もふたむ

著者/sara(52歳)
22歳で出産後、27歳で離婚。以降一人で仕事と子育てを両立してきたシングルマザー。ようやく子どもも就職し、安心した矢先に大病を患い現在経過観察中の身。忙しい仕事や家事、親の介護など日々のストレス発散は、大好きなお酒とKPOP。そんな趣味を、いつまでも楽しめるよう健康管理に努めている。