2024年6月16日に投開票を控える沖縄県議選(定数48)での街頭演説をめぐり、立憲民主党の喜友名智子県議が6月15日朝、点字ブロックをふさいでいたと指摘されたことについて「配慮が欠けていた」とする談話をXで出した。

談話では、支援者のふりをして撮影したとみられる動画が投稿されたことへのXでの反応について「冷静さを欠いた乱暴な表現」だったとして「反省しております」とした。

「スタッフは視覚障がい者の方の通行等に細心の注意を払っておりましたが」

問題になったのは6月8日の街頭演説の様子で、支援者のふりをして撮影したとみられる動画がXで拡散された。喜友名氏はこれを引用し、

「こうやって応援してるフリして握手しながら動画撮ったんですね。端的に気持ち悪いです。こうやって自分の動画が使われるのも吐き気がします。顔覚えてますし、対応考えますね」

などと批判、波紋が広がっていた。

喜友名氏の談話では、この2つの経緯について、次のように説明している。

「演説の際に点字ブロックを踏んでいたと指摘されている件について、スタッフは視覚障がい者の方の通行等に細心の注意を払っておりましたが、配慮が欠けていたと思います。心からお詫び申し上げます。
また、その後の投稿で冷静さを欠いた乱暴な表現をしたことについても、反省しております」