娘たちを守ると決心!

長女と2人で暮らしながらも、友人は週末の休みには次女と三女に会いに行っていたそう。特に、まだ小学3年生の三女が心配でした。

ある日、次女から思いも寄らない情報を耳にします。なんと夫は夜、家に帰ってこない日があるというのです。詳しく次女に聞いてみると、夫の母親がたまに来て夕食作りや掃除などをしてくれているようですが、夫の母親が来ていない日でも夜に帰ってこないことが増えているようです。友人は夫が家に帰ってこない日、夕食はどうしているのかと次女に尋ねたら、簡単な料理を作って妹と食べているとのこと。

友人は、親権を取ったのに娘たちをないがしろにしている夫に対して、ものすごく腹が立ちました。しかし、仕事で遅くなっているのかもしれないと思った友人は、すぐに夫を問いただすのはやめて、夫を調査することに。夫の職場には友人の知り合いが働いており、知り合いに夫の退社時刻を尋ねたところ、いつもだいたい19時には退社しているとのこと。

まさかと思った友人はある日、仕事終わりの夫を尾行することに。すると、夫は離婚した後もパチンコに行き、その後、知らない家に帰っていたことが判明! 友人は次女と三女も自分が引き取ると決心しました。これらの情報を持って、再び家庭裁判所に親権者の変更を申し立てた友人。その結果、友人は見事に次女と三女の親権を取れました。

友人は、3人の娘たちと一緒に暮らせるよう長女と住んでいた家を引っ越し、「娘たちは私が守る」と、シングルマザーとして育てて行くことを強く決意したのでした。

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まとめ

次女、三女と離れて暮らした期間は、週末に会えるとはいえ、心が締め付けられるような思いで過ごしていたと友人は言います。離婚前は夫に不満を抱きながらも、3人の娘たちには父親が必要だからと夫との関係性を改善しようと努力していましたが、今の暮らしの方が何倍も幸せだそう。

夫婦の形も家族の形も、人それぞれ。家族にとって、自分にとって、何がベストなのかを常に模索しながら過ごすことが大切だな、と強く感じました。そして、友人のような強さと母としての大きな愛情を持って、子育てを頑張りたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/さくら

著者/serina(34歳)
美容師として10年近く働いた経歴を持つ、小麦アレルギーの息子を持つママ。趣味は手帳を書くことで、自分時間の癒しとなっている。