占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、6月後半の暦占いをお届けします。
6月後半は、二十四節気(にじゅうしせっき)【夏至(げし)】の頃となります。
最近は、ヒット映画『ミッドサマー』などから、海外で夏至の頃に行われる夏至祭について知った人も多いかもしれません。
夏至の日は、太陽が出ている時間がもっとも長く、そして夜の時間がもっとも短くなる日です。つまり、夏至の日を境にして日が短くなっていくとも言えるのですね。この神秘に、古の人々は神秘を感じ、お祭りを執り行ったのかもしれません。
日本では、海外のように夏至の名を冠したお祭りやお祝いはありませんが、その代わり6月30日に日本古来の大きなイベント、『夏越の祓(なごしのはらえ)』が執り行われます。
これは、神社等で行われるもので、設置された大きな茅(かや)の輪をくぐり、心身の穢れを清め、一年の残りの半年間を、平穏無事に過ごせるよう願うものです。各地の神社で、6月30日には茅の輪を設置し、夏越の祓をやっているので、参加してみるのも楽しいかもしれませんね。
さて、今月後半、もっとも運気の良い日は、
◆6月29日◆
になります。この日は、
・甲子の日(かっしのひ)
です。
・甲子の日(かっしのひ)
甲子の日は大吉日とされる日です。特に、何か新しい物事を始めるのに向いているとされています。やりたいことがあるのなら、この日に始めると良いでしょう。ちなみに、甲子の日が吉日とされているのは、
・五行思想で木の属性を表す「甲」
・十二支でいう、ネズミを表す「子」
が重なる日のためです。甲は木の属性を持ち、ネズミは水の属性を持つと言われています。この木と水の属性の相性は素晴らしく、木と水の属性が重なる甲子の日は、『物事が調和し、順調に流れていく素晴らしい吉日』とされるのです。
また、甲子の日は、ネズミが司る日。富を呼び、商売繁盛を司る七福神の一人、大黒天の使いがネズミだったことから、地域によっては、甲子の日に、大黒天をまつる甲子祭などのお祭りが行われることもあります。
物事が順調に流れ、すべてが調和していくとされる甲子の日は、事始めの大吉日です。恋愛や仕事、お金にまつわることや習い事などは、この日に始めると良いでしょう。何事も長続きし、また幸運が得られる予感です。
6月29日にやってみると吉なラッキーアクション♪
◎お金のご縁を引き寄せたいあなたは
29日に、家にある水場をぴかぴかにすると、大金が舞い込むかもしれません。キッチンの水回りやお手洗い、お風呂の掃除をするのはいかがでしょうか?お金の大運が巡ってくる兆しです。
一方で、この日のギャンブルは避けた方が吉。どちらかというと、堅実なお金儲けがあなたに大金を呼ぶ、という運気です。
◎頭の回転の速い人とご縁を結びたいあなたは
頭脳明晰、頭の回転が速い人とご縁を結びたいなら、29日は「ねずみモチーフ」を身に着けると吉となります。干支のネズミのお守りや根付(江戸時代に使われた留め具)、キーホルダーなんかもおすすめですし、ディズニーのミッキーのグッズなんかは取り入れやすいかもしれません。
同時に、習い事を始めることも頭脳明晰な人とのご縁を結んでくれます。29日に新しい習い事をやってみてもいいのかも。
◎副業で儲けたいあなたは
この日に副業を始めると大吉です。良いお金の流れがやってくるでしょう。基本、元手がさほどかからない副業が吉。家にあるいらないものを、オークションなんかで売ってみるのもいいかもしれません。
◎食中毒、食あたりを遠ざけたいあなたは
29日に梅を使った飲み物、食べ物を摂ると◎です。飲み物なら梅酒や梅ジュース、食べ物なら梅干しの入ったものなどがいいかも。梅というのは古来から災いを避け、厄除けしてくれる食べ物であり、この日に食べれば、あなたを食べ物の難から守ってくれます。
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6月下旬、他に運気の良い日は?
6月22日
巳の日(金運アップの日。お財布を買うと運気アップ)
満月(お月さまのパワーがある日。願い事をすると叶うかも)
一粒万倍日(一粒の種まきで万の実りがある日。何かをスタートさせると吉)
6月30日
大安(何事も吉となる日)